魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ37)

今日:21 hit、昨日:6 hit、合計:8,496 hit

↓ ページ37

ギャース、ギャース！！
ヒュルルルルル……
バサッバサッ

春香「(飛慣れてないせいか、崖から落ちた)」
蓮「(その崖から落ちた瞬間、速やかに怪鳥がキャッチ→そのまま輸送中ってな訳)」
累「(そう言えば、兄さんと姉さんから魔力を貰ったのは良かったんだけど……)」
春香「(今世が人間だから、飛ぶ仕方も忘れてしまった)」
蓮「(魔界では人間はご馳走だから)」

オォォ

３人「「「ん？」」」

ポーイ、ベシャッ！

３人「「「ぶへっ」」」
春香「痛たた」
蓮「何だここ……」
累「見た感じ、巣と思うが。」

――――その頃、海斗達は

海斗「ﾋﾟｸｯ)危ない！」
二葉「ヤベぇ、カルエゴ！俺、助けに行ってくるからな！！」
カルエゴ「え？」
雷斗達「「「「「俺/私も行く！！」」」」」
２人「「助かる！/手伝って！」」
雷斗達「「「「「了解/分かった！！」」」」」

――――そして、場所は春香達に戻る。

３人「「「(終了)」」」
海斗達「「「「「「「春香、蓮、累！！」」」」」」」
春香「え、兄さんに姉さん！？」
蓮「それに雷斗と秀！」
累「………奏と獅音と美空まで！」

長の子供「ギィヤァアスッ！」
春香「た、食べられる。」
蓮「春香は俺が守る！」
累「連だけじゃない、俺も守る！」
海斗「その心配はないよ。」
二葉「あれを見てみろ………」
３人「「「え？」」」

長の子供「………ッ」ｸﾞﾗｯ

ドシャアァアッ

３人「「「！？！？」」」

長の子供は頭から落ちた。

ググッ

春香「………！そ、それ」

どうやら怪鳥は、足を怪我をしているようだ。

長の子供「ギィヤァスッ！」
蓮「ご、ごめん。」
累「あっ」ﾋﾞｸｯ
長の子供「！」
海斗「蓮、累なにをしようとした？」
二葉「まさか、自分の手を切ろうとしたのではないよな？」

そう、蓮と累は石の破片を手に取って切ろうとしていた。
それを海斗と二葉が止めた。

海斗「長の子供さん！」
長の子供「グルルルルゥ」威嚇
二葉「安心しろ、俺は何もしねぇ。
ただ、テメェの傷を癒やしたいだけだ。」
長の子供「……」ｼﾞｯ

海斗と二葉がそう言うと、長の子供は２人をジッと見て怪我した所を差し出した。

２人「「さてと、治癒(ヒール)」」