魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ33)

今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:8,479 hit

↓ ページ33

「それで教師に喧嘩売って、このクラス入りだもんな～。」
サブノック「ウム、ハイランクを倒すのが１番の近道と思ったのでな！
しかし！ヌシはなんだ！！派手なのは噂ばかりで魔王の魔の字も知らぬとは！
………ヌシはそれでも悪魔か！？」
獅音「俺は正真正銘、悪魔だ！！」
奏「サブノック君、確かに悪魔だよ。
勉強苦手な頭の悪くて、脳筋悪魔だけど(ﾎﾞｿｯ」
獅音「あ？奏、なんか言ったか？」
奏「何にも～」

スッ

アスモデウス「これ以上の無礼を慎め、サブノック。」
サブノック「ﾆｨ)出たな、アスモデウス！！
入試主席の使い魔はゴルゴンスネークを召喚したと聞く！」
アスモデウス「あァ」
サブノック「だが己は水馬(ケルビー)を召喚した！足がある分、お前より凄い！！」
アスモデウス「どんな理屈だ、それはッ！？」
サブノック「まあ、特待生の従僕になった時点で、己のライバル候補からは脱落済みだが！！」
アスモデウス「いるかそんな称号！それと私は従僕ではない！
私は海斗様と二葉様の“おトモダチ”だ！！」

サブノック「……ヌ？オ、オト……？」
クララ「はいは～い！私も！私も！！」
アスモデウス「フフフ、教えてやろう！
“おトモダチ”とは共に過ごし苦楽を分かち合う、
そしてその方の為ならば命を賭す血の契約なのだッ！！」ｶｯ
海斗「何か凄く脚色されてるッ！？」
サブノック「(何か凄そうッ！！)」ｸﾞｯ
二葉「そして何故か効いてる………。」

バァンッ！！

カルエゴ「喧しいぞ貴様等ッ！！
外まで丸聞こえだ、もっと粛にできんのか！！」
二葉「おい、カルエゴ！」
カルエゴ「ッ！」ペコ

「え゛、呼び捨て！？」
「どう言う事だ？」
「知り合いなのかしら。」
「えーっと、知り合いなのか？」

カルエゴ「貴様等、知らないのか？」
「何がです？」
カルエゴ「此処にいる、海斗、二葉、雷斗、秀、奏、獅音、美空、春香、蓮、累。
この１０名は６０年前、魔界に攻め込んできた神界、ドワーフ界、エルフ界、魔人界の者達を１人残らず滅ぼした英雄なのだぞ？」
問題児達「え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？！？」
海斗「ちょっと、カルエゴ先生。
その話は恥ずかしいので止めて下さいよ。」