魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ3)

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《彼等の両親はクズだった。とにかく非常識かつ規格外で………》

１０人「「「「「「「「「「あぅ～」」」」」」」」」」よちよち

母「まあ！見てアナタ！海斗と二葉、雷斗、秀、奏、獅音、美空、春香、累、蓮が立ったわ！」

父「おぉ！やったな！偉いぞ！！

じゃあ今日から“自立”だな！
よしっ！マグロ漁に行くぞ！ついて来い！！」

母「行ってらっしゃ～い！」

《海斗、二葉、雷斗、秀、奏、獅音、美空、春香、累、蓮、０歳で社会に出される。
それからというもの………お金を求めて東奔西走。修羅場に連れ回されて、はや１４年………》

ある意味、トラブルの英才教育を受けた結果、彼等には何事にも受け入れる癖が身に付いた。

サリバン「ウム。そこはもっと両親に怒るところだと思うが………」

海斗「う、怒っていますよ！だから今度、会ったら「コラ」って怒ります！！」

二葉「いや、其処は殴った方が良いと思う。」

残りの８人「「「「「「「「ホントにそれ」」」」」」」」

サリバン「カイト君は相変わらず、人が良すぎる。
フタバちゃん達も元気そうで良かったよ。」

▶▶▶

そして彼等は、とても良い椅子に座っている。

海斗「さ、サリバン様！
僕達は何故、このように！？」

サリバン「我輩特性究極甘やかしセット。」

二葉「特性」

雷斗「究極」

秀「甘やかし」

１０人「「「「「「「「「「セット？？？？？？？？？？」」」」」」」」」」

サリバン「実は我輩独り身でねぇ、ずーっと憧れだったんだぁ「孫」を持つのが。
そんな訳で海斗君、二葉ちゃん、雷斗君、秀君、奏ちゃん、獅音君、美空ちゃん、春香ちゃん、
累君、蓮君！我輩の孫になってくれないか？」