魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ20)

今日:46 hit、昨日:6 hit、合計:8,521 hit

第３話　海斗達とクララページ20

？「びゅんびゅんびゅーん、ぎゃおぎゃお～。
きょ～うはだ～れに遊んでもらおっかな～」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

海斗「(皆さん、どうも海斗(１４)です。訳あって魔界に戻ってくることが出来ました。
今日は授業で使う教材の配布日です。)」
二葉「悪魔の基礎、呪術薬学、拷問学と(昔から変わってねぇな)」
アスモデウス「実技が楽しみですね！」
２人「「う、うん/そうだな。」」
海斗「此処だね。」

ギャンッ……ガヤガヤ

アスモデウス「ムッ、何やら騒がし――」
？「ンローゥリング～～～～～～～～！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
春香「あ、危ないよ。」
アスモデウス「は？」

バコーンッ！！

教師「わあぁあああ！」
奏「え、今の何？」
獅音「さあ？」
美空「？」

何かが当たって段ボールが崩れていく。
それを見て茶髪の教師が悲鳴を上げている。

ガタッ

？「ストラーイク！！あっはははは！！」
２人「「(女の子？)だ、大丈夫/か？」」
アスモデウス「！い、いけません海斗様、二葉様！！話しかけては………」
２人「「え？」」
？「(☆｡☆)」ｷﾗｷﾗ
？「あたしクララ！右足がコナーで左足がマーフ！あんね！教材取ろうとしたの！
でも勢い余って突っ込んじゃった！物が積んであるとバコーン！ってやりたくならない？
なるよね！あっ、飴あげる！もっかいやるから見てて見てて。」
教師「積むな積むな！」

アスモデウス「ウァラク・クララ。かなりの変人で有名です。
懐かれると面倒なんで皆、近づきません。中にはちょっかいをかける者もいますが、絶対関わらない方が良いですよ！」
海斗「そ、そうなんだね。」
二葉「………。」

チーン………

クララ「ヒャヒャヒャッ」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
全員「「「「「「「「「「で、何でこうなってる」」」」」」」」」」
アスモデウス「懐かれて一緒に中庭に放り出されましたね。」
クララ「海斗ち！二葉ち！雷斗ち！秀ち！奏ち！獅音ち！美空ち！春香ち！蓮ち！累ち！
アズアズ！何して遊ぶ！？」

海斗「海斗ち？」
二葉「二葉ち？」
雷斗「雷斗ち？」
秀「秀ち？」
奏「奏ち？」
獅音「獅音ち！？」
美空「美空ち？」
春香「春香ち？」
蓮「蓮ち？」
累「累ち？」
アスモデウス「アズアズ？」