魔界の英雄が戻って来ました！ (ページ15)

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カルエゴ「故に出来の悪い者は、即刻退学処分とするでのそのつもりで。」
生徒「「退っ！？！？」」

カンッ！

カルエゴ「粛に。」

《簡単！使い魔召喚講座～

①羊皮紙に血で丸を描く。
②魔方陣の中へ。
③羊皮紙を中央のロウソクにくべる………と
④煙が形を成し使い魔に！》

バシーンッ！！

カルエゴ「概要は以上だ。」
「(はたき倒した………)」
「(嫌いなんだ、あの可愛い説明セット)」

カルエゴ「羊皮紙は私の印が入った物を使うように。
不正があれば直ぐ分かるからな。」ｼﾞﾛｫ
「危険はないんですか？」
カルエゴ「ｶﾞﾀｯ)愚問だ。
使い魔の召喚は【隷属可能な種族を呼び出し使役する】もし使い魔が主人に刃向かえば、」

バチィン！！ジュゥゥゥ…………

カルエゴ「処罰(しつけ)が下る。それ程までに濃い血の契約なのだ。
心してかかるように。並べ！粛に！！」
アスモデウス「敵意丸出しですね、あの男。」
海斗「あはは」
二葉「昔から、あんな感じだぞ？」
アスモデウス「ご命令とあらば特攻しますが！？」
２人「「駄目だからね/な！？」」

ジジッ

「わぁっ！」

他の悪魔達も次々に召喚していって、辺りが騒がしくなっていく。
まあ、それもそのはずだが。
そして、アスモデウスが大きな白い蛇を連れて海斗と二葉の元に向かう。

海斗「あれはゴルゴンスネークだね。」
二葉「嗚呼、アズらしいな。」
アスモデウス「有り難き御言葉！
しかしながら、海斗様と二葉様がこれから召喚する魔獣に比べれば………」
海斗「あはは、そんなにハードル高いとね。」
二葉「まあ、気楽に行こう。」

カルエゴ「(ゴルゴンスネーク…………流石はアスモデウスの家系と言ったところか。
その前に雷斗達…………。)」

美空ＳＩＤＥ～

『あのピンク(アスモデウスの事)、姉さんと兄さんにベッタリくっついたりしちゃって。』
奏「ムカつくね。」
春香「まあまあ、さてと私達も行くよ。」
蓮「春香の言うとおり。」
累「そうだぞ、無駄話はそこまでにしろ。」
雷斗＆秀「「………」」

そう言いつつも、ロウソクの所まで行った。