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スージー「学校が決めた㊙ルールでね。
毎年、誰か1人に手伝ってもらうのよ♡」
ナフラ「任務完ギョ〜〜」
リード「全然、気づかなかった…!」
―――「ほんと、面倒で…質の悪い条件だよね〜」
3人,リード「「う〜〜〜ん、たしか…に。」」
頷く4人。
私たちは、聞き覚えのない声のする方を向いた。
―――「あ、お疲れ様です。」
全員「「!??」」
「えぇえぇ!?」
リード「わあぁあッ」
3人「「「り、リーフがッ喋ったああ!??」」」
お〜、みんな驚いてるね。
え、私たちが何で驚かないかって?
理由は、兄さんと姉さん、雷斗、秀、私、
獅音、美空の7人はバビルスの教師だったからね!!
―――「はい。
じゃ、優勝者はこっちおいで。」
そう言われ、兄さんと姉さんは向かう。
春香たちは、伝説なのに緩いと言ってた。
―――「いや正直、収穫できる奴が本当にいると思わなくて。
ほぼノリで、できてるから私…
だって、そもそも開花の条件が…
歌解読、タネの試練、鉢の試練、合体、膨大な魔力でクワンクワン!!
こういうクソゲーみたいな…ははっ。」
って、最後は笑って誤魔化したな。
2人「「ははって!!」」
リード「よく咲かせられたな、僕ら…」
―――「でも、この手順に込められた想いは実にシンプル。
目先の利益にとらわれず、他者を思いやり、理不尽を楽しみ、
自らの野心に従って、飽きずに挑み続けらえる何事も諦めない…
そんな、最も悪魔らしくない悪魔に出会いたい。」
と、無表情で皆に向かって言う。
2人「「………」」
―――ポンッ
「さて、説明も終わったことだし…」
―――キュポン!
「私も、最後の仕上げといきますか。」
すると、伝説のリーフは上空へと浮き出した。
―――「よく闘った、若き悪魔たちよ!!
新たな若王の誕生を祝し、私から君たちに褒美を与えよう!!
とくと拝むがいい!
魔界では、決して見ることのない…この花を!!」
大きな爆発音とともに、空からピンクの花びらがヒラヒラと舞い落ちる。
「でけぇえ!」
「キレ〜イ!!」
蓮「なんて…あったかくて」
累「いい香りで…」
リード「ふわふわの、これは……」
兄妹,リード「「(すごく…見覚えがある。/桜だ…)」」
既視感を覚える彼ら。
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作者名:猫 | 作成日時:2023年9月8日 10時