第１３８話 開花の条件 ページ8
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奏ＳＩＤＥ〜
海斗「優勝したね…」
二葉「そうだな。」
クララ「二葉ち、海斗ち――！おめでと！！」
アスモデウス「流石は、カイト様とフタバ様です！！」
２人「「ありがとね、クララ、アズ/くん…」」
これで、良かったんだ。
守れることができて…良かった。
リード「ジャジー！雷斗くんと秀くん達、マジ最高〜〜！！」
ジャズ「おい、やめろよ！」
雷斗「セットした髪をグシャグシャにするな！」
秀「急に抱きつくな！！」
雷斗と秀は、急に抱きついてくるリードを剥がそうとするが…
中々離れてくれないらしい。
アロケル「欣喜雀躍。」
エリザベッタ「よかったわ〜」
ガープ「アガレス殿！凄いことが起きているでござるよ！！」
アガレス「うるせ〜〜」
こっちは、こっちで賑やかだな〜
まあ、私も２位なんだけどね！
あの馬鹿シオンと同じなのは不服だけど…
―――カッ
問題児「「！！」」
すると、私たちの前に現れたのはオロバス・ココだった。
今更、何の用なんだろう…
私たちは、思わずピンク頭(アスモデウスの事)と一緒に兄さんと姉さんを守る態勢をとった。
オロバス「この度は…誠に申し訳なかった。」
兄妹，リード「「え/は？」」
すると彼は、戦闘どころか謝罪してきた。
オロバス「…私は、勝利を求めるあまり、記憶が混濁するほど我を失ってしまい…
タガを…道理を外れた行いをした…
本当にすまない。」
私たちは、何も言えなくなった。
海斗「いいよ。」
オロバス「！！」
蓮「それだけ、真剣で全力を出してやったことだろ？」
累「俺達だって、全力を出し切ったんだ。」
リード「そうそう。
別に、ルールを破ったわけじゃないんだしさぁ―
仕返しは、ジャジーたちがしっかりやってくれたし〜」
春香「すごかったね、幻覚の魔術！
強かったよ〜…」
…ホントに、優しすぎるよ。
兄さんも姉さんも、蓮も累も春香も…
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作者名：猫 | 作成日時：2023年9月8日 10時
