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リード「というかさ、やっぱ…
音楽ならバンドっしょ！？
姐さんとプルソンのツインボーカルで！
派手だし、カッコイイよ〜
ねっ？
いいよね、姐さん！！」
そう熱く語るリード。
エリザベッタ「ん〜そうね〜
お歌は好きだし…
プルソンくんと歌えたら、楽しいかもしれないわねぇ。」
ソイ「……」ｷｭﾙ…
リード「ちょっと、こっち向いた！！」
彼の言うとおり、エリザベッタちゃんが言うと…
振り向いたのだった。
―――ドドドドッッ
ジャズ「おお〜〜〜！！
ボーカルは、モテるぞプルソン！！」
カムイ「我々もサポートしますし！」
リード「やろう！ねっ！ねっ！！」
と、彼に近づきながら言う問題児の男たち…
ジャズ「俺たちには、プルソンの助けがいるんだよ…！」
リード「みんなで「４(ダレス)」に上がるためにも！お願い！
一緒に目立ってくれ！！
頼むよ…！」
ソイ「……」ｺｸｯ
そう言う彼らに、頷くプルソン・ソイ。
ジャズ「プルソン…！！」
ソイ「……」ｽｩ…
問題児「「おーい！！！」」
完全に消えたのだった。
ジャズ「完全に消えやがったよ！！」
リード「なんで！？
今、超いい流れだったじゃん！！」
ホントに良い雰囲気で出て行ったよ…
と、彼らは言っているけどね〜
ジャズ「なんか俺ら、もて遊ばれてね？」
リード「く〜〜〜っそ！
見つけ次第、ふんじばってやろう。」
サブノック「ウム、交渉は難しそうだな…」
リード「僕のくすぐりの腕を魅せる時がきたか…」
ジャズ「何かしら、魔術とか多少…手荒なマネもアリか…？」
海斗「！それは、流石に止めた方が…」
二葉「同意だ、それをすると余計に出て行きたくなるぞ…？」
兄妹「「うんうん/全くだ。」」
そう考え始める彼らに、止めようとする２人と頷く兄妹たち。
―――タタタ…
問題児「「(なんか、出てった…)」」
廊下の方で、足音が聞こえたのだった。
リード「プルソンだ！！逃げやがったな！！」
クララ「追え追えー！！！」
問題児「「わ〜〜〜！！」」
そう言って、追うクラスメイトたち。
アスモデウス「カイト様、フタバ様！
必ずや、プルソンを捕まえてまいります！！
待ってて下さい！！」
海斗「えっ」
二葉「お、おう…」
あのピンク頭の猫被りは、そう言ってクラスメイト達を追うのであった。
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作者名：猫 | 作成日時：2023年9月8日 10時
