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獅音「名前は…シオンで。」
蓮「性別は、勿論…男。」
累「一人称は、種類あるな。」


海斗「名乗り方は…僕…」
リード「ちょっと待って!」

すると、リードくんが止めてきた。





海斗「どうしたの?」
リード「う〜〜ん、どうだろう…
ここは…“俺”に、してみては…?」


―――ピシャーン!

海斗「!!!
しても!!
いっ、いいかな!?」


リード「いいよ!
だって、若王だもん!強めでいこうよ!!」

雷が打たれたかのうように、驚く僕。






リード「正直さ…
一人称「僕」から「俺」に変えるタイミングって難しくない?
“僕”って、ここ2人くらいじゃん。」
海斗「うん、ハードル高いよね…」

納得する僕。
だって、一人称を変える時って“アレ”をするとき位だしね。





―――ピッ
〈命をあずけろ…〉


リード「次は〜、相棒選び……」
蓮「念子かなぁ…」
累「俺もだ、頼りになるイメージが…」

2人が思っているのは、大方オペラさんだろうね。




リード「僕は、ドラゴン一択!
強いからね〜
これ、ゲーム内で結婚とかもできるんだよ。」


兄弟「「へぇ〜」」

そうなんだ…。



―――〈もう、冒険なんかやめよう…。〉

最後は、ルートって選択によって結果が変わるんだ〜




雷斗「いろいろ、できるんだな。」
リード「ね〜〜」

と、ゲームをつつきながら話す僕達。
ちょくちょく、お菓子やジュースを食べたり飲んだりしながら。





リード「で…カイトくん達は、どういう子がタイプ?」
兄弟「「ん゛ッッ!??」」

思わず、吹きそうになったけど…
なんとか耐えた。




海斗「ななななに、急に!?」
リード「急じゃないよ!!異性の話だったじゃん!!
ちなみに、僕の独自調査では…
尾(しっぽ)の長い女子って、エろいらしいんだよ。」


兄弟「「聞いてねぇ/ないよ、そんな話は!!」」

な、急になんなの!?






リード「カイトくん達だって、興味あるだろ…
男なら!!」
海斗「いやっ、なっ」


雷斗「オイ、兄さんになんてことを…」
秀「困らせるな。」
リード「2人は黙って!
純情ぶってもムダだから!僕には分かる!!」

そう言って、ベッドの下でモゾモゾとするリードくん。





―――ゴゴゴゴゴ…

リード「じゃ〜ん…」
兄弟「「……//」」

本の表紙には、エろいゾ♡と書かれていた。
恐らく、エッちなことが載っているんだろうと分かる。

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作者名: | 作成日時:2023年9月8日 10時

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