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海斗SIDE〜
そして、3人だけの部屋になった。
なんか気まずいな…
だって、アムリリスさんは…
アムリリス「ふぅ〜ん。
アリスちゃん達に秘密…ねぇ。
いいんじゃない?言わなくても。」
思わず僕達は…
えっ、と溢してしまった。
二葉「だが、2人は俺等のトモダチなんだ…」
海斗「言わないと…」
アムリリス「あらぁ“トモダチ”って…全部、言わなきゃいけないものなの?」
2人「「!!」」
アムリリス「…“愛”はね、“お互い”が幸せでないと成り立たないのよ。
そんなに“苦しそうにして言わなくちゃ”なんて…
そんな義務ないのよ。
私たち悪魔は、もっともっと自由でセクシーじゃなくちゃ❤
それとも、やっぱり秘密があったら…
師匠とカイト様は、トモダチじゃあないのかしら…?」
アムリリスさん…ありがとう。
海斗「…あの、アムリリスさん。」
アムリリス「ん、なあに?」
海斗「二葉を何処に連れて行く気ですか?」
アムリリス「ん〜、内緒❤
あ、2時間くらいかかるわねん❤
此処で待ってくれるかしら?」
あ、これ絶対…ヤバいのやられる。
頑張れ、二葉。
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―――ガチャ…
アスモデウス「あ、カイト様とフタバ様!
おかえりなさ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!??」
そこは、お肌がいつもより艶々なアムリリスさんと…
可愛い格好をされてる僕と二葉の姿があったのだった。
そして二葉は、ぐったりしていた。
アムリリス「母上!!なぜここにっ、というかカイト様とフタバ様!!!
そのお姿は一体…ふ、フタバ様!
お顔が青くなっています!大丈夫ですか!??」
あんまり、聞かないであげてアズくん。
絶対、雷斗達は分かっているよね?
獅音なんか、凄い目つきでアムリリスさんを睨んでいるし…
アムリリス「みてみて、かわいいでしょ〜❤
アリスちゃんの昔の服を盛り盛り〜❤
まってて❤
別の服もとってくるわん❤」
そう言って、早足で行くアムリリスさんだった。
アズくんも、追いつこうと走って行こうとしたが…
海斗「待って2人とも、座って。お話があります。」
二葉「雷斗達も、そのまま居てくれ。」
そう言うと、話を聞く態勢になってくれた。
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作者名:猫 | 作成日時:2023年9月8日 10時