第１４１話 トモダチの言葉 ページ20
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獅音ＳＩＤＥ〜
―――リンゴーン！
アスモデウス「ようこそ！お待ちしておりました！」
兄妹「「お邪魔します/する。」」
チャイムを鳴らすと、直ぐに来やがった猫被り。
アスモデウス「さあっ！どうぞ中へ！
準備は万端に整っております！」
海斗「あ、これ…お邪魔するのに手土産の１つは、あげないとだから。」
二葉「それにしても、楽しみだな！あ、これ俺等も持ってきたから。」
アスモデウス「カイト様とフタバ様のお土産！！」
おい、俺等のもあるんだがよォ…
アイツ、まじでムカつく。
春香「ねっ、クララちゃ…ん？」
―――ずん…
なんか、剣やら銃やら…
あと、特攻隊長って書かれてるのはなんだ？
クララ「よ〜〜〜い、突撃ぃ！！！」
兄妹,アスモデウス「「なっ！？？」」
何処かへ行ってしまった。
―――バンッ！！
クララ「おお――ッ、ヒラヒラ部屋！！」
―――ドンッ！！
クララ「ひゃ〜〜！！ギラギラ部屋！！」
色んな部屋に行っては、なんか言っていた。
そして、今度はアスモデウスの噴水に行っては陣取り完了！と言って旗を刺していた。
クララ「皆も、のぼろう〜！」
海斗「あ、危ないよ！」
二葉「そんなことしたら、怪我でもするぞ！」
雷斗「アスモデウスに怒られる前に、降りてこい！」
秀「そうだぞ！！」
噴水の後は、大事な壺に乗っていた。
壊れたらどうすんだよ、あの馬鹿は……
アスモデウス「いえ、カイト様とフタバ様…
私は、この程度では怒りませんよ。
なぜなら…
私は、お二人と“お揃い”の「４(ダレス)」ですので！」
そう言うと、固まるウァラク。
アスモデウス「暴れたくば、暴れればいい！
「３(ギメル)」の貴様の行いなど、痛くも痒くもないわ！
この！カイト様とフタバ様とお揃いの位階「４(ダレス)」の私にはなぁ！！」
すげぇ煽ってるぞ…
アスモデウス「私の苦しみを知るがいい！」
クララ「んむむむ…！」
頬を膨らませてんな。
二葉「気にすんなよ…」
海斗「クララ、別に「３(ギメル)」でも…」
クララ「フタバち、カイトち…バッチかして！「３(ギメル)」って書く！！」
アスモデウス「やめんか！！」
そう言われ、思わず兄さんと姉さんは「えっ」って言ってた。
ハァ…驚く姿の姉さんも綺麗(妖艶な顔で)
アスモデウス「アホは放っておいて、お茶にしましょう。」
クララ「私だって、仲良しだもん！私だって…」
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作者名：猫 | 作成日時：2023年9月8日 10時
