第140話 お帰り ページ16
・
春香SIDE〜
《約4日間の収穫祭を終えて…1年生は、講堂へ集められる。》
アメリ「さあっ、皆の者!!
打ち上げだあ!!」
そう言って、会長は他の生徒会の人たちに任せていた。
サブノック「こちら、己とアスモデウスの師匠のバラム教諭だ。」
バラム「どうも。」
イチロ「?」
ニロ「?」
そこでは、サブノック君は師匠を紹介していた。
ドロドロ兄弟の2人は、自分の師匠と彼らの師匠が違うことを知った。
《打ち上げは、無礼講。
そこでは各々が交流し、健闘を讃え合い、お互いを労い合う。》
「運べ運べッ」
「宴だ―――!!」
そう言いながら、料理をドンドン運んでいた。
「おお〜、すごい人混み。」
「見ろ!あそこ!!」
「若王だよ!」
「おおっ、あれが若王カイトとフタバ!!」
―――シャランラ〜
海斗,二葉,アスモデウス,クララ,兄妹
「「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」」
そこには、私達に囲まれている兄さんと姉さんだった。
でも、結構…彼らは戸惑っていた。
二葉「なんか、可笑しくないか?」
海斗「そ、そうかな?」
奏「そうだよね!」
獅音「姉さんの言うとおりだ!アスモデウスとクララは退け!!」
美空「そうだそうだ!」
アスモデウス「何故、貴様らの言うことを聞かねばならん…」
クララ「ムゥ、嫌だよ!」
思わず姉さんが言うと、奏達も賛同する。
退けやら言われて、アスモデウスとクララちゃんが拒否って言って…
いつ、喧嘩になるか分からなかった。
海斗「アズくん、クララ…そこまでだよ。」
二葉「周りに迷惑をかけるな。」
「「「はい…」」」
喧嘩になる前に止めた、兄さんと姉さん。
凄い!
リード「って、カイトくん!フタバちゃん!!
その…なんなの、この布陣!?
なんで、12人!?」
と、今度はツッコむリードくん。
海斗「うん…実はね…」
二葉「収穫祭で、戦闘とかしてたら…」
2人「「なんだか、すごく…離れがたくて/な…!!」」
リード「さびしんぼかい、悪周期明けの時と真逆な〜〜」
2人はそう言いながら…
ギュウと私達に、それぞれ抱きついていた。
アスモデウス「若王カイト様とフタバ様の謁見には、我々を通してもらおう!!」
クララ「ひかえおろう!!」
リード「こっちは、こっちでノリノリだし…」
思わず、雷斗達も私達もノリノリ!
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫 | 作成日時:2023年9月8日 10時