恩返し ym×tk ページ20
たかきside
俺は今非常に戸惑っている
だって家の前にびしょ濡れの見知らぬ男の人がいるんだよ？！
戸惑わない方がおかしいって！
まあ、とりあえず話しかけてみようと思う
「あの、大丈夫ですか？」
『…』
はい無視！もうやられたメンタルやられた泣きたい
こんなところで雄ちゃん諦めないからねえ！
「とりあえず上がってください！寒いでしょ？」
その人は動こうとしなかったけど強引に手を取り風呂に入れた
ガチャッ
『あの…ありがとうございました』
「いえいえ！あっ、ココア用意しますね！」
『あの…』
「はい？」
『何も聞かないんですか、俺の事』
「いや、聞きたいですよ？でも強引に話させるような人じゃないんで僕(笑)
話したい時に話してください」
『ありがとうございます』
数ヶ月後
あれから数ヶ月が経ち、お互いの仲も深まった。
俺は山田って呼んで、山田はゆうやって読んでくれてる
でも敬語は抜けないんだよねー
そんな考え事をしてたら山田がこっちにきた
『あの、話していいですか？』
「ん、どうぞ。」
『実は…』
山田は結婚を約束していた女の人に捨てられ、親とも縁を切っていたため行く宛がなく、歩いてきたらここだったという。
「そっか…話してくれてありがとう」
『もう一つあるんですけど』
「なに？」
すると山田はポケットから小さい箱を取り出した。
『内緒でバイトして貯めたお金で買いました。僕のことを知らないのにこんなに親切にしてくれ、今までずっとお世話になりました。
これからは僕があなたのことを幸せにします。
"ゆうや"俺と結婚してください。』
山田が小さい箱を開けるとその中にはキラキラと紫色に光る指輪があった
俺は戸惑いを抑えきれず涙を流した
山田はそんな俺を見て微笑みながら涙を拭いてくれた
「俺でいいの…？」
『ゆうや"が"いいの』
それから俺らは籍を入れた
------------
『や…ゆうや起きて』
「ん…」
『すごい幸せそうな顔だったけど夢でも見た？』
「…うん。すごく幸せな夢。俺達が結婚した時の」
『あれからもう5年も経ったか。何も知らない俺に対して優しくしてくれたゆうやに惚れたんだ。』
「恥ずかしいな(笑)」
『改めて…ゆうや、大好きだよ』
「んふふ…俺もだよ」
End
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ひー。(プロフ) - りくいいですか？やまたかでキッチンで料理してる雄也さんを見て我慢できなくなった山田がおっぱじめるのが見たいです。裏ありでお願いします (2018年12月3日 18時) (
レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
ひーろー(プロフ) - 初めまして！雄也さん受けが少ないので凄く楽しみに読ませていただいてます！リクいいですか？ひか×たかでちょっと抜けてる2人のほわほわした会話が見たいです。お願いしますo┐ﾍﾟｺﾘ (2018年8月2日 9時) (レス) id: 4255eacb08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そ。 | 作成日時：2018年7月21日 18時
