夕飯 ページ9
家に帰って冷やし中華を作る。盛り付けは7Sに任せて…、麺を茹でたり野菜を切ったりしていく。下宿での生活にもだいぶ慣れて、料理のスキルも以前よりは上がってる…はず。
｢Aさん、盛り付け終わりました｣
｢うぃ、上出来上出来！7Sは偉いなー｣
労いの意も込めて頭を撫でると嬉しそうに笑った。あぁ〜、癒し。可愛いわ。天使のほほ笑みですわ、いただきました。
｢ではでは、いただきます！｣
パクリと1口。うんまい。めっちゃ美味しい。いつもの10倍美味しい。これもきっと7Sが手伝ってくれたおかげかしら……。
そんなことを考えつつ完食。
｢はー、美味しかった。ごっそさんでしたー。｣
食器を運んでシンクに置く。そこで私はふと思った。
｢洗い物めんどくせぇな……、もう明日でいい…｣
と最後まで呟くか否かという時インターホンがなった。こんな時間に誰だ、まったく。
ドアを開けるとそこには、女癖が悪いことに定評のあるやっさんが居た。
｢……、なに？｣
｢いや、今日ちょっと泊めてくんね？いやぁ、彼女に追い出されちゃってさ〜、参った参った。｣
｢あっそ、お引き取り願いますー。｣
そう言ってドアを無理やり閉めようとすると、何やら服をくいくいと引っ張られる感覚がしてふと下を見ると7Sが居た。
｢どうしたの、7S。ちょっと待ってね今このどうしようもない男を追い出すから。｣
｢あの、泊めてあげてもいいんじゃないでしょうか？｣
｢え？……まぁ、7Sが言うならいいかな。｣
渋々そう言うとやっさんはやりぃっ！と言ってさっさと中に入ってきた。7Sの隣を通る時サラッと7Sの頭撫でて行きやがった…。
｢あれ？部屋ん中片付けたの？珍しい。｣
｢まぁね。てか、7Sが居ることにはノータッチかい。｣
｢いや、ついにここまでショタコンを極めたかと思って？｣
｢あ、そう言えばやっさんがいつもうちに転がり込むおかげで彼女さんと仲良くなったの忘れてたわ、連絡しよ。｣
なんかちょっとムカついたので、そんなことを言うとやっさんはギョッとして謝ってくる。うるせぇ、連絡してやる！と思ったけど、7Sが泊めることを勧めて了承したのは自分だと思い直し、渋々スマホを元に戻した。
｢あの子名前なんだっけ。｣
｢名前ってか、仮名？7Sって呼んでる。｣
｢ふーん、7Sくんおいで〜。｣
やっさんが呼ぶと、ベッドに座っていた7Sがそこから降りてやっさんの前で正座をした。はい、なんですか？という7Sに対し、やっさんは自己紹介を始めた。
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Carlo(プロフ) - ちょこれ〜と厨。さん» アドバイスありがとうございます、参考にさせていただきますね。応援ありがとうございます、まだまだ拙い文章ですが頑張ります。 (2018年1月19日 20時) (
レス) id: ba25b1f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれ〜と厨。 - 後は台詞が多いです、あくまで個人の感想なのでこれくらいが良い！って感じの方もいるでしょうが.......頑張って下さいね、応援しています。 (2018年1月19日 19時) (レス) id: 06f4a7a745 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれ〜と厨。 - とても、面白い題材の話ですね、文章もきちんとしていますし、なんだか惹かれていく感じでした。ただ、行間ですかね、読みにくいです、沢山開けるのも見にくいですけど......程よい行間を見付けてみたらどうでしょう (2018年1月19日 19時) (レス) id: 06f4a7a745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Carlo | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月13日 13時
