嫉妬part2【5】 ページ15
お風呂から出て、鶴崎が用意してくれた服に着替えて、リビングに戻る。
…俺、至れり尽くせりじゃね？
と、どうでもいいことを考える。この問題が解決したら何奢ってあげよう。
「温まった？？大丈夫だった？」
「うん。何から何までありがとな。」
「どういたしまして、親友のピンチを助けるのは親友のつとめでしょ、！」
どや顔で言ってくる。そうかもなと納得し、鶴崎の目の前に座る。
そうだ、伊沢さんに連絡しなきゃ。なんて言おう、ちゃんと会って話したいです？話したいことがあります？なんだろう、こういうときなんて言えばいいか思いつかない。
いろんな知識は入っているのに、こういうのは得意ではなくて。
うーん？と唸っていると、鶴崎から
「思ったこと言っちゃえ。なんでもいいんだよ、大丈夫。」
もしかしてこの人超能力者ですかね？？
これは絶対にそう。確信した。
「もしかして、お前…心読める？」
「バレちゃった？？…ってんなわけないでしょ。水上が分かりやすいんだよ。」
え。俺わかりやすい？
ポーカーフェイス上手いと思ってたんだけどなぁ。伊沢さん絡んでくるとへったくそになるのかな。ありそう。
とりあえず、明日帰ります。っと。大丈夫だよな、当たり障りのない言い方だよな、これしか思いつかねぇ。
送信の手を伸ばしたり引っ込めたり。この一瞬だけ勇気をください、神様。送信ボタンを押す勇気を。
ふっと息を吸って、送信ボタンを押す。
返事がくるか不安な気持ちと送信できた嬉しい気持ちがごちゃごちゃ混ざって、気持ちを落ち着かせるために大きく息を吐いた。
「じゃあ、時間も時間だし寝よっか。」
と、言われ敷いてあった布団に入った。
お客様なんだからベットに寝て！と言われたが、なにもかもお世話になるのは心苦しいため布団に寝ると言い張って、結局鶴崎が折れて俺が布団に寝ることになった。
「ありがと。おやすみ。」
うまくいきますように。そう願いながら、目をつぶった。
＿＿＿＿＿＿＿
すみませんでした。(土下座姿勢)
また亀更新進めていきますので、よろしくお願いします。ちゃんと完結させます。
3/9 宙
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宙(プロフ) - ユリアさん» ありがとうございます！、拙い文章ですが頑張ります。 (2020年3月12日 9時) (
レス) id: eb0516551b (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - izmz（合ってます？）可愛いです(*´∀｀*)、頑張ってください！ (2020年3月12日 3時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宙 | 作成日時：2019年6月24日 7時
