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２． ページ2

 

 
彼の本性を知ってから、ずっと目で追ってまう。

あれを見たのが夢なのかっていうぐらい、神山くんはいつも通り、女子たちを虜にする笑顔で重岡くんと喋っていた。

…重岡くんは知らんのかな。

なんて彼らの方を見ながら考えてると、こっちをチラッと見た神山くんと目が合った。



「っ！」



ヤバッ…！

焦ってる私に神山くんは優しく微笑んだ。

……う、うわー。あの笑顔めっちゃ怖いなぁ。

私は軽く頭を下げて、本で顔を隠した。


そんな私を、神山くんが見ていたなんて知らなかった。


 

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作者名：Aqua. | 作成日時：2021年11月29日 20時

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