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カミヤマさんに言い切られ、私は言い淀んだ。
……でも。
「望は言っていました。生きてこの神社や村以外の広い世界を見ることができたらって」
緑「それがマイちゃんの不幸を招いても？」
「え？」
緑「イミゴの過去を変えるって事は、君やって変わってまうという事やで。大切な人との思い出も変わってまう。それでもええん」
「…………。
承知の上です。私は、望の望みを叶えたいんです。お願いですカミヤマさん……！」
緑「……どうやっても引かへんのやね」
カミヤマさんがうつむき、顔に影を落とした。
緑「おとなしく一人で帰ればすむもんを……」
「カミヤマさん…？」
あたりがフッと暗くなる。
緑「俺はたった一つしか望んでなかったのに……」
ゆらりとカミヤマさんの体が傾いた。
緑「もう……
これ以上俺から奪わんといてくれ！！
俺から──」
「カ、カミヤマさん──！！」
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kalisu - あの…このcssは、作ったんですか？ (5月21日 0時) (
レス) @page43 id: 350d3d48ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aqua. | 作成日時：2021年10月21日 9時
