私の推し�� ページ6
そして迎えた放課後
手始めにTrickStarの練習の様子を見にレッスン室に向かった
「失礼します」
レッスン室の扉を開けば、「探してたよAAちゃん」満面の笑みを浮かべた推しが手を振り立っていて、焦ったあまりに「えっ？違います」と扉を閉めてしまった
「なんで？えっ？」
推しが名前を呼んだ……？
「挨拶すら出来ないの？失礼すぎない？しかも、俺が先輩って知ってる？」
がちゃりと開いた扉から畳み掛けるように紡がれる言葉にはっとなる
「え、あ……ごめんなさい。はじめまして……AAです。マネージャー科のテストケースで転入してきました。」
ドキドキしながら答えたが「ひぃぃ！瀬名泉先輩、仲良くよろしくなんて出来ないです！やっぱ無理ぃぃ」とだけ早口で伝え猛ダッシュで逃げたはずだった
「へぇ！俺から逃げようなんて良い度胸してるよねぇ逃がさないよ」
更に追いかけてくる推しに嬉しいような会いたくなかった複雑な心境である
ちらっと後ろを振り返れば良い笑顔で追いかけてくる
あっ生はやっぱかっこよすぎ
追いかけられるなんて贅沢だ
じゃないわ
無理。色んな感情が込み上げるから
「ひぃぃ！本当に無理ですーーー！お願い来ないでーーー」
必死で逃げるも相手は男の人だし、あっという間に追いつかれ、腕を引かれ止まらざる得なかった
「なんでそんなに逃げるわけぇ？チョーウザいんですけどぉ
俺から会いに来たんだから感謝してよねぇ」
その声に振り返れば、近い近いから！
「会いに来た？一体誰に？！」
手に持っていたスクールバッグで顔を隠せば少し安心する
「そりゃもちろん、君に決まってるでしょお？」
「私？いやいや、ない！テレビとか雑誌に載るようなモデル兼アイドルが私に？ファンサはあついけど、オフでは笑顔で手厳しい、あの瀬名泉が？！あり得ない！絶対ない」
「なんでそこまで否定するの？傷つくんだけど
……しかも瀬名泉先輩ねぇ」
無理……本当に心のキャパが越えてるから
だってさ？ずっと応援してきた人だよ？
会うことも我慢してきた推しが目の前にいるの夢かな？
「え、あ、だって私みたいな一般人に用がある訳なんて」
「気になるのは当たり前でしょ？これからマネージャーになるんだから」
「マネージャーになる？どこの？」
「Knightsのに決まってるよねぇ」
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ゆきはな(プロフ) - ナイツ 藍良 こはく推しさん» コメントありがとうございます。ラブいです？神作なんてまだまだ足元にも及ばないですが、褒めて頂きありがとうございます。倒れない程度に頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。 (2022年2月19日 14時) (
レス) id: a08fb6267c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - newskyさん» コメントありがとうございます！ツンデレなるように頑張ってみました。セナイズ感出てるといいなぁと思いながら綴ってみました。 (2022年2月19日 14時) (レス) id: a08fb6267c (このIDを非表示/違反報告)
ナイツ 藍良 こはく推し - ラブ〜い！めちゃめちゃラブいです！！え？神作ですか？いや、神作ですねこれからがめちゃめちゃ楽しみです！無理のないよう更新頑張って下さい！夢主ちゃんの様に倒れちゃったら元も子もないですしねっ！ (2022年2月14日 4時) (レス) @page28 id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
newsky - せないずのツンデレがかあいいラメっちゃ好きです(≧∇≦) (2020年4月14日 22時) (レス) id: 94205cb2c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - りたさん» はじめまして。コメントありがとうございます。思い付きなのですが少しずつ更新したいと思います。 (2020年3月6日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきはな | 作成日時：2020年1月2日 14時
