私の推し�� ページ11
本当にあの日以来、瀬名先輩が私のいるところに現れることはすっかりなくなった
だからといって、嵐ちゃんや凛月くんが冷たくなる様子も見られない
「もう頼まない」はっきり告げられた言葉、先輩の表情が頭の中をぐるぐるまわる
「おーい、Aー」
目の前でひらひらと舞っている手のひらに我に返れば衣更くんが困ったように笑っていた
「こりゃ聞いてなかったな？」
「あ、ごめん！なんだっけ？」
手元の資料を開いて見せるものの話を聞けてないので分かる訳もなかった
「転入したばかりで色々詰め込んで疲れてない？大丈夫？」
心配そうな遊木くんに「大丈夫」と自分に言い聞かせた
本当は大丈夫なんかじゃない
でもそう言わないと自分の存在意義がなくなりそうだ
「話を戻すぞ」と話し出す氷鷹くんの言葉に耳を傾けた
「先方から申し入れがあって、Aと考えた衣装じゃないものを起用することになった」
「それって……」
「考えてはくれたけど使わないって事だ」
「ちょっと向こうのイメージとは違ったみたい。でもでも、TrickStarらしさはあって良かったって言ってたよ！！」
「俺たちも掛け合ってみたけど、これが仕事だって言われちゃってな。それ以上は言えなかった。悪い」
色々、フォローしてくれて優しい
それでも
「他の会社に起用されるなんて……
マネージメント失敗だよね……ごめんなさい」
これは私の失態だ
「それは違うよ！俺たちの事を思って色々考えてくれてたんだから」
「でも役に立たなかった
それじゃ意味ないよね？仕事だもん
相手側が求めていることに答えなきゃ
それが今の私には出来なかった
本当ごめんなさい」
「いや、俺たちも相手側の求めてるのに答えきれなかった、悪い」
「ぼくたちももっと成長しないといけないね！」
くしゃりと頭を撫でられ顔を上げればにこやかな四人が目に入った
「その為にはもっとレッスンしたり、アイドルの仕事を知ったりしていかないと」
「さあ、そうと決まればレッスン室に行くぞー！」
輝く一番星ｰTrickStarｰ
今だけは余計なことを考えないでこのユニットをマネージメントしないと！
「ほら、行くよ！マネージャー」
ひかり輝く星のような新しいユニットを本物のアイドルに
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ゆきはな(プロフ) - ナイツ 藍良 こはく推しさん» コメントありがとうございます。ラブいです？神作なんてまだまだ足元にも及ばないですが、褒めて頂きありがとうございます。倒れない程度に頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。 (2022年2月19日 14時) (
レス) id: a08fb6267c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - newskyさん» コメントありがとうございます！ツンデレなるように頑張ってみました。セナイズ感出てるといいなぁと思いながら綴ってみました。 (2022年2月19日 14時) (レス) id: a08fb6267c (このIDを非表示/違反報告)
ナイツ 藍良 こはく推し - ラブ〜い！めちゃめちゃラブいです！！え？神作ですか？いや、神作ですねこれからがめちゃめちゃ楽しみです！無理のないよう更新頑張って下さい！夢主ちゃんの様に倒れちゃったら元も子もないですしねっ！ (2022年2月14日 4時) (レス) @page28 id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
newsky - せないずのツンデレがかあいいラメっちゃ好きです(≧∇≦) (2020年4月14日 22時) (レス) id: 94205cb2c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - りたさん» はじめまして。コメントありがとうございます。思い付きなのですが少しずつ更新したいと思います。 (2020年3月6日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきはな | 作成日時：2020年1月2日 14時
