突破口と困難 ページ4
Aside..
「感動話は終わってからね、そろそろ行くよ」
天は入口をいつもよりも強く睨みつけた。入口ではもう既に、見張りがついている。
ファーストフード店の店員のような飛びきりの0円
「すみません、さっきロビーでお話していた者なのですが……」
「……その、後ろの人たちは？」
「カジノに誘った友人ですの。怪しいようなら、お聞きなられたらいかがでして？」
渋ったようだったけれど、ロビーの人に確認をしてすぐに入れてもらえた。
その直後だった、耳にこびりついた乾いた音がすぐ近くで聞こえたのは。そして悲鳴。ロビーはすぐさま、驚きを隠せない人々で溢れかえった。
「俺に楯突くヤツァ、容赦しねぇぞ？
ありったけの金…、持って来いや」
人と人との隙間から見えたのは、今回のターゲットの男。
一枚の紙が、手に渡った。
「……モモさん？どうしてここに…」
「たまたまだよ、Aがいるなぁって思ってさ？それですぐに筆を走らせたってわけ！
どう？参考にしてよ、今日も朗報、待ってるから！」
小声でそう囁かれ、モモさんは人混みへと埋もれていった。
真後ろにいる皆へ回し、自分も内容を確認した。
・近接戦は厳禁、取り巻きが銃で応戦してくる。相手は的確に標準を合わせられる玄人
・銃の口径は40mm、ここまでしかわからない。防弾チョッキは準備OK？
・負傷者はここへ、ユキが格安で治療してくれます！:○○区▼▲町2丁目19番地
……世話焼きにも程がある、流石“アフターケアまでお任せ！見なくても、あなたのパンツの色までわかります。モモちゃんの何でも情報屋！”だ。
「逢坂、狙えるか？」
「……何とか。何人か巻き込みそうですが」
「何でもいい、さっさと終わらせようぜ」
壮五が屈み、引き金を引くその瞬間。またしもハプニングが起きた、しかも特大の。
「キャーッ！こ、この人、銃持って……」
＿
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月詠(プロフ) - 紫月さん» 紫月さん、コメントありがとうございます！どこかでお見掛けしましたね、そういえば＾＾ 私も貴女の小説が好きです。まだ女々しい逢坂壮五ですが、頑張ってもっと素敵にしていきたいです。お互い、頑張りましょうね…！！ (2017年1月29日 18時) (
レス) id: 98d4e76db1 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 素敵な逢坂壮五をありがとうございます…(？)あの、この作品大好きなので更新待ってます、頑張ってください！！ (2017年1月29日 10時) (レス) id: 2a5ad171db (このIDを非表示/違反報告)
しゃーむ(プロフ) - 絶対値さん» 楽しみにしていますね^o^絶対値さんを見習って文才、ふふ、増やします…ふふ(・ω・) (2017年1月29日 9時) (レス) id: 3c4a9a3ade (このIDを非表示/違反報告)
絶対値(プロフ) - しゃーむさん» こっこんにちは……！！コメントありがとうございます、励みになります；；文才はね、ふふ、増やせますよ……ふふ…………長い間更新も返信もせずで申し訳ないです(；＿；)これからもよろしくお願いします（*＾＾*) (2017年1月29日 1時) (レス) id: 90121d8cec (このIDを非表示/違反報告)
しゃーむ(プロフ) - こんにちは(^^)素晴らしい文才で、尊敬しております。ストーリーも大変興味を惹かれるものです。ずっと応援しています。完結よろしくお願いします(*^^*) (2017年1月10日 15時) (レス) id: 3c4a9a3ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月詠 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年1月5日 2時
