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隊服に着替えて蝶の模様の長いパーカーを羽織る。

『あ、冨岡さん!』

先に着いていたようですね。

「Aか。…行くぞ。」

夜の闇をぬって跳ぶ。

『まだ誰も喰われていないみたいですけど、鬼の気配はたくさんしますね。やはり、稀血でもいるのでしょうか?』

ポアロでも鬼の気配がした。…正直なところ、稀血の一人は見当がついてる。

コナンくんだ。だけど、彼に藤の花のお守りを渡しても疑われるだけ。私がポアロにいるのは鬼が出てもすぐに対応できるようにする為でもある。

「A。あれだ。」

見ると、たくさんの鬼がいた。ざっと十体ほど。なんで鬼なのに群れているんでしょうか?

『これは手間がかかりそうですね…?!』

え。

その鬼に二人の人が囲まれていた。

なんで。

『はぁ…。仕方ないですね。そろそろ潮時でしょうか?』

何してるんですか。安室さん、コナンくん。

まあ、おそらく私をつけようとしたんでしょう。

”月の呼吸 伍ノ型・月魄災渦____”

”水の呼吸 陸ノ型・ねじれ渦____”

私たちは一瞬で鬼の首を斬った。







コナンside

俺たちは怪しいと思ってAさんを探していた。そして今、様子のおかしい人たちに囲まれている。

俺を見て「稀血だ…」とよだれを垂らしている。

稀血ってなんのことだ?!…とにかく、今のこの状態はまずい。なんとかしなければ。


パァンッ


安室さんが発砲した。これでおさまるか…?

だけど、その人はニタニタと笑った。

「へぇ、銃か。やるな兄ちゃん。だけど、そんな傷もすぐに治るんだよなぁ。」

「「!!」」

安室さんが撃ったはずなのに。…傷口がない!

どう言うことだ?!

まずい!どうすればいい?!


その時___


シィィィィィ____

”月の呼吸 伍ノ型・月魄災渦____”

”水の呼吸 陸ノ型・ねじれ渦____”

何が起きているんだ?誰かに上着を被せられる。見えない!


上着が取れた。

瞬きをしたときにはさっきの人たちはみんな消えていた。どこに…


上のを見る。夜空が見えた。


そこには美しい蝶がいた。


「Aさん、か…?」

安室さんが呟いた。

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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月15日 14時) (レス) @page40 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります!更新待ってます! (8月14日 20時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ハス - それぞれの正義を掲げ、進んでいく人たちがもう本当にかっこいいです!いつ続き出るかなと、毎日楽しみにしております。頑張ってください!! (8月7日 15時) (レス) @page40 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (2023年4月28日 11時) (レス) @page40 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めまして!ユナと申します! 小説を読まさせてもらいました!とても面白いです!続きの展開が気になります!更新頑張って下さい♪ (2022年12月12日 19時) (レス) @page40 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なべちゃん | 作成日時:2020年7月22日 11時

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