【番外編】竈門兄弟 ページ36
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『いらっしゃいま________「ムーー!♡」』
扉が開いたと思ったら何かが抱きついてきた。
『わぁ、禰豆子ちゃん!』
抱きしめ返す。
んー可愛いです!
「禰豆子!駄目だろ先に行っちゃ…Aさん、久しぶりです!」
『お久しぶりです、炭治郎君』
どうやらこの2人は任務先に向かう途中、私の匂いがしたため、寄ることになったらしい。
「…Aさん、その人たちは?」
コナン君が聞いてきた。
『この子たちは私の後輩です』
キメツ学園内で。
ところで…
『禰豆子ちゃん、今日はちっちゃくなってるんですね』
”ちっちゃくなってる”という言葉にコナン君が反応した。
え、どうして?
「ああ、ついさっきなったんですよ。Aさんに抱きつきたかったらしくて」
『え、そうなんですか』
可愛い…嬉しいです。
「ムー♡」
ぴとっとひっついたままの禰豆子ちゃん。
禰豆子ちゃんをいったん座らせ、注文を聞いて厨房に戻る。カウンター席からは禰豆子ちゃんたちのキラキラした視線が、そしてテーブル席からはコナン君の視線が飛んでくる。
「…あの子たちも”そう”なんですか?」
安室さんにこっそり聞かれる。
『はい、あの男の子だけ。女の子の方はちょっと特別なんです』
そう、禰豆子ちゃんは鬼殺隊じゃない。
”人を喰わない”鬼だから。
「…それにしてもAさん、本当にバイトしてたんですね!」
『ええ、まあ』
バイトできないとでも思ってたんでしょうか?
いつの間にか他のお客さんは帰っていて、安室さんとコナン君、そして私たちだけになっていた。
まだ日は暮れてないから鬼は大丈夫なはず。
「しのぶさんが心配してました!Aさんはバイトしたことがないからって」
姉さんが…
「…ねえ、A姉ちゃん、お兄さん。その女の子が”ちっちゃくなってる”って、どういうこと?」
別に後ろめたいことがあるわけじゃないけど…
言ってもいいんでしょうか?
「ああ、そうだよね。禰豆子は俺の妹で、鬼になっちゃったんだ」
あ、言うんですか。
「「鬼?!」」
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月15日 14時) (レス) @page40 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります!更新待ってます! (8月14日 20時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ハス - それぞれの正義を掲げ、進んでいく人たちがもう本当にかっこいいです!いつ続き出るかなと、毎日楽しみにしております。頑張ってください!! (8月7日 15時) (レス) @page40 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (2023年4月28日 11時) (レス) @page40 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めまして!ユナと申します! 小説を読まさせてもらいました!とても面白いです!続きの展開が気になります!更新頑張って下さい♪ (2022年12月12日 19時) (レス) @page40 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なべちゃん | 作成日時:2020年7月22日 11時