検索窓
今日:1 hit、昨日:38 hit、合計:418,180 hit

【番外編】竈門兄弟 ページ36



『いらっしゃいま________「ムーー!♡」』


扉が開いたと思ったら何かが抱きついてきた。



『わぁ、禰豆子ちゃん!』

抱きしめ返す。

んー可愛いです!




「禰豆子!駄目だろ先に行っちゃ…Aさん、久しぶりです!」

『お久しぶりです、炭治郎君』


どうやらこの2人は任務先に向かう途中、私の匂いがしたため、寄ることになったらしい。




「…Aさん、その人たちは?」

コナン君が聞いてきた。



『この子たちは私の後輩です』

キメツ学園内で。




ところで…




『禰豆子ちゃん、今日はちっちゃくなってるんですね』


”ちっちゃくなってる”という言葉にコナン君が反応した。

え、どうして?









「ああ、ついさっきなったんですよ。Aさんに抱きつきたかったらしくて」

『え、そうなんですか』


可愛い…嬉しいです。



「ムー♡」

ぴとっとひっついたままの禰豆子ちゃん。



禰豆子ちゃんをいったん座らせ、注文を聞いて厨房に戻る。カウンター席からは禰豆子ちゃんたちのキラキラした視線が、そしてテーブル席からはコナン君の視線が飛んでくる。





「…あの子たちも”そう”なんですか?」

安室さんにこっそり聞かれる。


『はい、あの男の子だけ。女の子の方はちょっと特別なんです』

そう、禰豆子ちゃんは鬼殺隊じゃない。


”人を喰わない”鬼だから。






「…それにしてもAさん、本当にバイトしてたんですね!」

『ええ、まあ』


バイトできないとでも思ってたんでしょうか?



いつの間にか他のお客さんは帰っていて、安室さんとコナン君、そして私たちだけになっていた。

まだ日は暮れてないから鬼は大丈夫なはず。




「しのぶさんが心配してました!Aさんはバイトしたことがないからって」

姉さんが…








「…ねえ、A姉ちゃん、お兄さん。その女の子が”ちっちゃくなってる”って、どういうこと?」





別に後ろめたいことがあるわけじゃないけど…

言ってもいいんでしょうか?






「ああ、そうだよね。禰豆子は俺の妹で、鬼になっちゃったんだ」

あ、言うんですか。









「「鬼?!」」

続→←31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (443 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1035人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月15日 14時) (レス) @page40 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります!更新待ってます! (8月14日 20時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ハス - それぞれの正義を掲げ、進んでいく人たちがもう本当にかっこいいです!いつ続き出るかなと、毎日楽しみにしております。頑張ってください!! (8月7日 15時) (レス) @page40 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (2023年4月28日 11時) (レス) @page40 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めまして!ユナと申します! 小説を読まさせてもらいました!とても面白いです!続きの展開が気になります!更新頑張って下さい♪ (2022年12月12日 19時) (レス) @page40 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なべちゃん | 作成日時:2020年7月22日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。