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コナンside

「いらっしゃいませ!」

俺がポアロでジュースを飲んでいると、蘭と園子が来た。…ん?もう一人いるな。誰だ?

「蘭姉ちゃん、その人は?」

「ああ、コナンくん!この子はね、今日うちのクラスに来たの。胡蝶Aちゃんって言うのよ!」

『こんにちは。』

蝶の髪飾りをつけた、紺色の髪の人だ。ん?手に豆がある。

ニッコリと効果音がつきそうな笑みで挨拶して来た。…うわ、美人だな。

「へえ、新しいお友達ですか。…珍しい髪色ですね。とても素敵です。」

安室さんがやって来た。

『ありがとうございます。珍しいですか?私の周りはみんなこんな感じだったので…』

…不良か?

「お姉さんの髪って染めてるの?」

『染めてないですよ。不思議ですけど、これが地毛なんですよね〜』

私の友達には桜餅の食べ過ぎで髪がピンクと緑になった子もいるんですよ、と教えてくれた。…ありえなくねーか?

すると、


キャァァァァァ!!!


『「「「「「!?」」」」」』

悲鳴が聞こえた。なんだ?

「引ったくり!誰か捕まえて!!」

見ると、男がバッグを持って逃げていた。

捕まえねーと!

蘭が動いた。男を捕まえようとすると男が威嚇だろうか、ナイフを蘭に振りかざした。
蘭は突然のことに対応できていない。安室さんもギリギリだろう。どうする?!


フワッ_____


『人に危害を加えた時点で強盗になるんでしたっけ?』

Aさんがいつの間にか男の背後へ回り込み、手刀をした。いつ移動したんだ?見えなかった…!

その姿は洗練されていて、まさに”蝶”のようだった。

…普通の人ができることではない。安室さんも疑っているようだ。

男は警察へと引き渡された。当の本人は、

『いやぁ、ちょっと強く当てすぎちゃいました…。うっかりです!』

呑気そうである。

「すごい!Aちゃんかっこいいわ!」

園子がキャーキャー言ってる。

「そういえばAさんは手に豆がありますね。何かスポーツでもやってるんですか?」

安室さんが聞いた。

『ああこれですか?私、剣道を5歳くらいからやってるんです。そのせいかもしれませんね。』

…怪しい。剣道で手刀なんて落とすか?普通。安室さんも納得していない。でも確かに、Aさんは刀袋を持っていた。

「おっととと。ごめんねお姉さん!」

こっそり盗聴器と発信器をつける。

『いいえ。大丈夫ですよ?』

Aさんはフワリと花のように笑った。

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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月15日 14時) (レス) @page40 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります!更新待ってます! (8月14日 20時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ハス - それぞれの正義を掲げ、進んでいく人たちがもう本当にかっこいいです!いつ続き出るかなと、毎日楽しみにしております。頑張ってください!! (8月7日 15時) (レス) @page40 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (2023年4月28日 11時) (レス) @page40 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めまして!ユナと申します! 小説を読まさせてもらいました!とても面白いです!続きの展開が気になります!更新頑張って下さい♪ (2022年12月12日 19時) (レス) @page40 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なべちゃん | 作成日時:2020年7月22日 11時

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