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『………』

「………」

今、会議室で沈黙が続いている。なぜこんな事になったのか。





「A、久しぶりだな。元気にしてたか」

『悲鳴嶼さん!お久しぶりです』

私は警察庁の前で悲鳴嶼さんに会っていた。悲鳴嶼さんは鬼殺隊最年長で最強の柱だ。とても頼りになる、お父さん的な存在。
さらに私たちは鬼から守ってもらったことがあったため、付き合いが長い。

今日どうして会っているかというと、

『やはり、鬼が例の組織と噛んでいるのは確かなようです』

「ああ…厄介だ…南無…」

警察と協力をするためだ。そのため、柱である私たちが出向いた。公安の方と話し合いをするらしい。
今回の会議は国家機密だ。内密に行うとのことである。



「鬼殺隊の方々でしょうか?」

「ああ」

「公安の風見と申します。どうぞこちらへ」

風見さんという方の案内で会議室に行く。さすが警察庁、広いですね…


ガチャッ

扉が開く。ざっと15人ほどの人がいた。

「降谷さん、鬼殺隊の方々がいらっしゃいました。」

降谷さんという方がここのトップらしい。私の前には悲鳴嶼さんがいるため見えないけれど。

「どうも、初めまして。公安の降谷と申します。」

ん?聞き覚えのある声が聞こえた。

「鬼殺隊岩柱の悲鳴嶼だ…よろしく頼む」

『同じく鬼殺隊月柱の胡蝶で、す…』

『「………」』

目があって沈黙する。なんでここにいるんですか……安室さん。

安室さんは前善逸くんがポアロに来たとき、炭治郎くんのような優しい音がすると言っていたため、奏に調べてもらったりはしていなかった。

…なるほど。公安警察の方でしたか。

しばらく呆気に取られていたけれど、ハッとしてお互いに笑みを作った。

「…A、知り合いか?」

『ええ、ちょっと。』



「では、このような形で進めさせていただきます」

「ああ…よろしく頼む」

話し合いは平和に終わった。私はこれからちょくちょく警察庁に出入りする事になった。

「では、お見送りします」

風見さんが言った。申し訳ない…忙しいでしょうに。

立ち上がり、会議室を出ようとすると


パシッ


腕を掴まれた。安室さ…降谷さんに。

「Aさん、お話ししませんか?」

『…はい。』

悲鳴嶼さんが心配そうに見てくる。大丈夫ですよ、この人は安全ですから。



そのまま腕を引かれて警察庁の屋上へ向かった。

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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月15日 14時) (レス) @page40 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります!更新待ってます! (8月14日 20時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ハス - それぞれの正義を掲げ、進んでいく人たちがもう本当にかっこいいです!いつ続き出るかなと、毎日楽しみにしております。頑張ってください!! (8月7日 15時) (レス) @page40 id: 45098ead67 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (2023年4月28日 11時) (レス) @page40 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めまして!ユナと申します! 小説を読まさせてもらいました!とても面白いです!続きの展開が気になります!更新頑張って下さい♪ (2022年12月12日 19時) (レス) @page40 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なべちゃん | 作成日時:2020年7月22日 11時

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