一方こっちは 橙side ページ4
〆.
橙「あっちの最大の被害者、誰や思う?」
俺の問いかけに、全員口をつぐむ。
はまちゃんなんかな、やっぱり。
でもあの天然ボケで、逆にあとの三人に何かしらの何かを与えてそう。何とは言わんけど。
緑「流星爆睡してるし……」
「あ、後ろ二人多分ケンカしてますね」
黄「しげと望?流星だけ平和やん、被害受けてへんやん」
俺らの方は穏やかな時間が流れてる。
緑「淳太ー、トイレ」
黄「ん?おお、せやな。そろそろ休憩しよか。次のサービスエリア寄るから、神ちゃん適当に連絡してくれへん?
まともそうな人間に」
淳太くんは運転中やから、連絡は助手席の神ちゃんに任せてる。
緑「まともそう……」
神ちゃんはチラリと後ろの車を確認し、苦笑いで電話を発信した。
黄「しげには絶対かけたあかん」
緑「もちろん」
橙「さすが」
神ちゃんの会話を聞いていると、日頃の疲れが出たのかうとうとしてきた。
「……照史さん、眠いですか?」
橙「んー、まあちょっと」
「……………………」
Aが何かを言いかけた時、ちょうどサービスエリアに着いた。
黄「ほんならトイレ休憩な。別に好きなもん買うてええし。金は出さんで、特にそっちのうるさいやつ」
赤「ええええ!?」
桃「ええええ!!」
全員が車から降りるのを見て、淳太くんが指示を出す。
それからは各自自由行動で。
桃「A〜」
赤「ひゃひゃひゃ!望の涙は枯れたようやな!」
青「もうほんまうるさかった」
紫「A、アイス食べる?」
Aと離れてた組はべったり。
いや、Aに自由をあげて?
「みんなと離れてて寂しかったです。じゃあ五人でお店見ますか?」
あ、天使やった。
でもA、さっき車内で「あ、メンバー入れ替えやめましょう。目的地までこの四人がいいです」って言うてたけど。
そうか………はまちゃんと問題児は淳太くんの別荘まで密室で一緒なんか……。可哀想に。
俺はなんだかんだ食料だけ買い込み、満足して車内へ。
「照史さん」
橙「あれ?Aもうええん?はやいやん」
車の窓に張り付いてるあいつらがホラー。
「もし良ければなんですけど………膝枕、させてもらえませんか?」
橙「、え?」
「私の膝の上で、寝てください!」
頭を下げるA。
…え?
〆.
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はゆな(プロフ) - るるさん» わあああ!しょうもないミスを……お許しください!教えてくださりありがとうございます!すぐ移行して消すので少しお待ちを……。応援もありがとうございます(*´v`)ノ (2018年9月20日 17時) (レス) id: 0cb07950a3 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 以降じゃなくて移行です!いつも楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください! (2018年9月20日 16時) (レス) id: e2e2d16cbd (このIDを非表示/違反報告)
楓。(プロフ) - ありがとうございます !! 楽しみにしてます !! (2018年9月20日 14時) (レス) id: f4a88a2d97 (このIDを非表示/違反報告)
はゆな(プロフ) - ポテトんさん» リクエストありがとうございます☆元彼ネタ、いつか書こうと思ってたんですよ!しかもそんな感じのシチュエーションで!ドンピシャでびっくりしました(・д・。)またしても大毅先輩……株が上がる(笑)この作品書いてたら、リアルでも大毅くんひいきになってくる不思議… (2018年9月20日 0時) (レス) id: 0cb07950a3 (このIDを非表示/違反報告)
はゆな(プロフ) - Yukoさん» ですよねですよね!ありがとうございます!自分で書いてて、「ああ…はまちゃんかっこいい……尊い」みたいになってます(笑)はまちゃん先輩の胸きゅん、ちょこちょこ挟んでいきますね〜! (2018年9月20日 0時) (レス) id: 0cb07950a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はゆな | 作成日時:2018年8月23日 18時