【ハイキュー!!】日と影と山と月と雲【男主】

9:再開２ ページ10

「そんな気張んないでさ、もっと明るく楽しく程々にやろうよ
……たかが部活なんだしさ」

蛍がいい笑顔で言う

「信頼関係が微塵もない君たちで、どうするんだい？
…何年来のチームでも諦める奴が出てくるのにさ」

僕が、影山と日向に向かって言う
蛍がこちらを振り返る

「なんだい？」

僕は蛍に聞く

「なんにも」

蛍はそう言いながら目線を前に戻す

「…確かに…俺たちには信頼関係なんてない！でも…俺は諦めないッ！」

日向がそう言い切る

「ムダにアツい奴…」

蛍がボソッと呟き、踵を返す
それにならい、忠も続く

「あ！お前ら名前は？」

思い出したように日向が聞く
すると蛍と忠が振り返って

「1年4組、月島蛍」

とぶっきらぼうに蛍

「俺は、山口忠！」

と愛想良く忠
名前を言ったあとは、すぐに帰路につく

「Aー帰るよー」

忠は僕の名前を呼ぶ
僕は返事を返し、日向と影山に向き直る

「知ってると思うけど、僕は1年4組、東雲A。
土曜日の試合、楽しみにしているよ、影山飛雄、日向翔陽」

そう言って僕は蛍と忠のあとを追った


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2つにまたがって申し訳ないです。
ここから試合描写が多くなってきますね
できる限り再現頑張ります！

評価、お気に入り登録、コメントありがとうございます。
おかげ様でhit数が着実に伸びています。

以上、作者のレウィでした。

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