【ハイキュー!!】日と影と山と月と雲【男主】

5:高い壁 ページ6

No said

北川第一との試合は、ストレートでAたちが勝った
影山飛雄が2セット目から下げられていたと言うのもある

しかし、彼らは、決勝で負けた…光仙学園に2ー1で負けたのだ
陣洛の弱点であるレシーブの穴を付かれ、Aの動きも研究されていた

「あっけないね」

どこか冷めた口調でAは言う
最初から全国に行くことを期待していない様な顔でメンバーを見ている
号泣している副主将や部員を横目に見る

こうしてAの陣洛中学校バレー部の3年間が幕を閉じた

部活が終われば受験である
Aには沢山の推薦が来ていた

強豪北川第一のほとんどが通う「青葉城西」
堅実な守りと高さの「伊達工業」
絶対的な強さを持つ「白鳥沢」

他にも数校の推薦が来ていた…が、Aはそれら全てを蹴った
そして「落ちた強豪」「飛べない烏」と呼ばれている「烏野高校」へ進路を決めた
高校自体も彼の家からそこそこ近く、何より

「あの監督が戻って来る」

と言うことでそうした様だ

Aたち3年生は卒業式を終え、それぞれの道へ進み出した

Asaid

あの2人は元気だろうか
小学生の時の友人とはしばらく会っていない
眼鏡をかけている黄色い髪と気の弱そうな濃い緑が混じった髪

「高校で会うかもしれないな」

そう1人呟いて、僕はよく晴れた烏野高校への道を歩いていた

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作者のレウィです。
少し長かったですね、中学校編…
原作を少し変えました
変更点は、北川第一は準決勝でAたちと対戦して負けたところです
原作での北川第一の決勝がAたちになっていて
Aが決勝で光仙学園に負けています
不明な所があったらコメお願いします。

次回から高校編に入ります
基本的に原作を中心に進めていきます
…番外編とかって作った方が良いですか？
一応ネタは、あるんですけどね…
「番外編、欲しい」的な声が多ければ、作りたいと思います。

では、長々とすいませんでした
以上、作者のレウィでした。

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