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閑話:僕の宝物 ページ45

閲覧数が30000hitを超えました!ありがとうございます!
そんなわけで、番外編を書きました。
お題の方は、『東雲に質問!』からとっています
―――――――――――――――
No said

「Aってさ、たまにヘッドホンつけてるよな」

日向が音楽を聴いていたAに聞く
Aはヘッドホンを外して首にかけると、日向を見た

「僕は、音楽が好きだからね」

それだけ言うと、首にかけているヘッドホンを少し触る
そこに、月島と山口が通りかかる

「あれ、それまだ使ってたの?」

あまり表情を変えずに月島はAに聞くが、いつもより少し嬉しそうだ

「宝物…だからね」

そう言ってAは笑った

5年前の9月23日
Aが小学5年生だったときの誕生日

「A!誕生日おめでとう!!」

Aの家で誕生日パーティが開かれた
小学校で仲のいい月島や山口もそのパーティに招かれた

「Aこれ…僕から」

そう言って月島はAに持ってきていたプレゼントを渡す
Aは顔を輝かせて「開けていい?」と言いながらすでに開け始めている
中から出てきた物は『ヘッドホン』だった
丁度、月島が持っている物と色違いでAの髪の色と似たような色だった

「ありがとう!蛍!!大切にするよ!」

そう言って嬉しそうに笑う

「A!これは俺から!ツッキーのと比べるとあれだけど…」

今度は山口がプレゼントを渡す
Aはもらったプレゼントを開ける

「『バレーボール』だ!ありがとう!忠!!これでさ、3人でバレーやろ!」

ニコニコ笑うAを見て月島も山口も親もみんな笑った


「もちろん、蛍のこれだけではなくて、忠のも僕の部屋にあるよ」

そう言って、ふわりと笑う

「おい、いつまでそこにいんだ、日向ボケェ」

「あっ、影山だ!トスあげて!!!」

影山が来ると日向はボールが置いてある所に走っていく

「久しぶりに、僕にもトスあげてよ、影山」

さらっとそう言ったAに、影山は少し驚きながらも了承する
Aは丁寧に、少し古くなったあい色のヘッドホンを鞄にしまう

「行こうか、蛍、忠」

立ち上がり鞄を持ったAは2人の方を向く
3人は会話に花を咲かせながら、ゆっくりと日向と影山を追う

「あ、昼なのに月」

そう言って快晴ではない空を見る
自然の残っている街並みを遠くに見ながら3人は笑い合った

―――――――――――
閲覧ありがとうございます!
最後のは地味に3人を形容させてもらいました
仲のいい3人で居て下さい…

42:必要とされているのは僕だから→←41:そうだった



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作品ジャンル:アニメ
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レウィ(プロフ) - 柊さん» お願いします! (2015年3月28日 16時) (レス) id: 84514e0e31 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - レウィさん» 了解です、ぼちぼち読んできますノシ (2015年3月28日 16時) (レス) id: 0a544bc555 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 柊さん» 合ってますよー。日向プロフ画です! (2015年3月28日 16時) (レス) id: 84514e0e31 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - レウィさん» あ、はい!Twitterの柊です。兵長プロフ画の。合ってた…( ´ω` )ホッ (2015年3月28日 16時) (レス) id: 0a544bc555 (このIDを非表示/違反報告)
レウィ(プロフ) - 柊さん» えっと、Twitterの方でしょうか…? (2015年3月28日 16時) (レス) id: 84514e0e31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レウィ | 作者ホームページ:http://iralog.nosv.org/b/Iwinonlyme/  
作成日時:2014年5月22日 22時

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