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A「どうかされたのですか？」


裾を軽く引っ張られたAは
太宰の身長に合わせて屈んだ


太宰「包帯の事、聞かないの？」


A「あぁ、首領から駄目な癖、と聞いた時点で
なんとなく察しは付きます。

何故そんな事をするのか分かりませんが、君なりに
辛いことがあったのでしょう。

私でよければ、お話をお聞きしますよ」


Aは微笑んで、太宰の頭を優しく撫でた


太宰「!!……ねぇAさん
僕のこと、治って呼んで」


A「ふふ、分かりました。治君。
これからよろしくお願いしますね。」


太宰「うん」


太宰がAの指を握ると、
Aも太宰の手を握り返した

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作者名：ユメ・アッカーマン | 作成日時：2022年10月9日 13時

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