《番外編》猫とツンデレ:◆ ページ41
『うわわわっ!!見てくださいよっ!!清川さん!!猫!!!』
これは私とヒラくんが、付き合う前の話。
外へ営業に行った帰り道に、ダンボールの中に入れられた猫を見つけた。
『捨て猫…かなぁ…??それにしても、綺麗な毛並みだなぁ…』
中に入っていたのは黒猫。
黒猫は不幸の象徴だとはいうけど、それすらを感じさせないほどの気品を感じた。
キヨ「…」
清川さんは猫を見てなにかうずうずとしている。
そっと、私が抱き上げると清川さんは身をビクッと引いた。
…まさか、
『清川さん、猫嫌いですか??』
キヨ「は、はぁ!?嫌いじゃねぇし!!怖いとかじゃねぇから!!!」
…嫌いじゃないけど怖いんだ。なるほど。
『へぇ…??…じゃあ、このまま近づいても大丈夫ですよね??』
キヨ「お前は来んな。猫は良い」
『それはそれで傷つくっ!?』
むぅ、と我ながらわかり易くむくれると、清川さんは嘘だよ。と言って私の頭を撫でた。
『清川さん、この猫飼えません??』
キヨ「無理」
『やっぱ猫怖いんじゃ…』
キヨ「断じて違う。既に会社に行きゃお前っていうどこででもねる猫みてぇなやついんだけら、手に負えねぇだろーが」
『私人間ですけど!?』
キヨ「だから猫みてぇなって言ったべや!!!」
そっかぁ…なんだかんだ言って可愛がりそうなのになぁ…
『お前ほんとに可愛いねー…』
キヨ「…猫に向けるお前の笑顔のほーが可愛いっつーの」
『なになに??聞こえましたよ??』
キヨ「はっ!?」
『嘘です』
キヨ「ふざけんなお前残業な」
『じゃあ、この猫ちゃん拾ってやってください』
キヨ「わーったよ…」
営業の帰りだというのに猫を拾って、ついでにペットショップによっていろいろ買ったとき私の財布からもお金が出たのはおかしいと思う。
ーーキヨの家ーー
キヨ「名前なー…お前の名前か…」
"A"
キヨ「…いや、無理」
なぁーん…
キヨ「…A」
にゃあっ
キヨ「…はぁ…お前はこの名前がいいのか??」
にゃんっ
キヨ「…可愛すぎかよ」←
ーーーーーーーーー
あんまりキヨがツンデレじゃないっ！！！！どうしよう:(´◦ω◦｀):
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柚鈴稀(プロフ) - 白黒金木ちゃんさん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて幸いです!!!!頑張りますね!!!! (2015年8月3日 20時) (
レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - えみ@パスタさん» こめんとありがとうございます!!更新頑張りますね!!!! (2015年8月3日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
白黒金木ちゃん(プロフ) - あ、この小説、面白くて二時間でよみおわってしまった (2015年8月3日 19時) (レス) id: 4dc08a0e69 (このIDを非表示/違反報告)
白黒金木ちゃん(プロフ) - ヤンデレ好きですので(;ﾟ∀ﾟ)=3はい。,,えみパスタ,,さんと同じで次回がまじまてねぇ…← (2015年8月3日 19時) (レス) id: 4dc08a0e69 (このIDを非表示/違反報告)
えみ@パスタ - 刃物怖い。ヤンデレ怖い。でも刃物を投げた。で終わった時、次がたのしみになった！ (2015年7月28日 10時) (レス) id: 509e0b6323 (このIDを非表示/違反報告)
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