断られた。 ページ5
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"ねぇ、返信してよ"
"寝てるの？"
"もう朝だけど。起きてるでしょ 未読無視しすぎ"
昨日の夜から、Aからの返信がない。
おかしい、こんなこと今までなかった。絶対何かあったに違いない。
……ああ、部活に行く時間だ。
「……ツッキー、」
「なに」
「Aと何かあったの」
なんでわかるんだよ山口。そんなに僕顔に出てたかな。
と思うと、日向と影山も同じようなことを言う。
「お前、今日ずっと変！おかしい！！」
「なんか変なモンでも食ったか」
「食べてないけど」
なんか、調子狂う。たかが返信がこないだけなのに、つくづく自分が Aの事でいっぱいっぱいになってるんだなと感じる。
今日はクリスマスイヴだ。
ねぇA、今何してるの？
こんなこと、あいつに届くわけないんだろうけど、それでもそう心の中で言ってしまう。
部活が終わって、家に帰る途中だった。
「……ちょ、まって」
僕の目の前を走っていくAが居た。
Aの名前を呼ぼうと思ったけど 間に合わなかった。しかも、見れたのはほんの一瞬。
Aはお財布を持って急いでいた。
髪の毛もボサボサで、多分あれ部屋着だ。部屋着では外出ないって言ってたのに。
てゆーか、まず僕に気付けばか。
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榁井(プロフ) - 菖蒲さん» コメントありがとうございます！ツッキーは表に出さずに心配しそうだなーと思って書きました笑 (2019年12月27日 14時) (
レス) id: 449d801ec5 (このIDを非表示/違反報告)
菖蒲(プロフ) - 読む日が少し遅れてしまったのですが、とても面白かったです！月島君推しなので尚更…夢主ちゃんの努力可愛かったし、月島君の心配の仕方もそれらしいな、とキュンキュンしました！ (2019年12月27日 13時) (レス) id: 74cd77a618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榁井 | 作成日時：2019年12月25日 18時
