可愛い君-1- ページ6
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廉「..あっ、おった」
そう遠くの方で永瀬くんが呟くのが聞こえた。
いつもカフェで昼休みを過ごしているのは彼にはお見通しで
迎えに来てくれたみたいだ。
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A「ごめん永瀬くん行こう！！」
勇「えーなに？外？？」
廉「はい、外なんで急ぎましょう」
あ、ちょっと今の可愛い。
少し余裕のなさそうな顔、
神宮寺に謎の敵対心を持ってるのか
それともいつも余裕そうな神宮寺に困っているのか
そんなこと考えてる暇はない。
急いで永瀬くんが運転席に座り
私は助席でしっかりとシートベルトを。
.
廉「仲いいっすよね、先輩方」
A「そう？まぁ同期だしね」
廉「....ええな、先輩みたいな人が同期って」
赤信号で止まる車
流れる曲はポップでパーティソングのような
少しこの場の雰囲気と違った。
A「永瀬くんの同期はえっと、�盒兇�んだっけ」
廉「はい、広報っす」
A「そっち側は顔見知りあんまいないんだよね〜」
廉「なんか意外です、先輩ってなんかみんな友達みたいな感覚の人っぽいですし」
A「なっ、そんなフレンドリーじゃないし」
廉「俺やって、入社当時は海人しかいませんでしたし。」
少し懐かしい話だ。
まだ未熟者の私がよくできる永瀬くんの教育係なんてある種のパワハラかと思った
今まで自分が1番下だったし仕事ができるね！と周りから言われても永瀬くんを見てしまえばそう思えない
戸惑うこと多くて永瀬くんとサシで飲みに行くなんて思いもしなかったことだ。
廉「そういや、海人とこの前映画館行った時に海人が帰り道に先輩見た〜って言ってきました」
A「ん.....あ、会釈ぐらいしたかもしれない」
廉「あっちはバッチし先輩の顔覚えてますよ」
A「わーなんか、申し訳ない」
.
ほんの少し開けた窓から冷たい風が頬を撫でる
つーっと冷たくなっていくけれどそれが季節の変わり目を感じて
もう少し、車の中で永瀬くんと話しながらこの風に撫でてもらいたいと思えた
((..めちゃくちゃ警戒されてんな〜…))
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yyyyuuuuiiii(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2019年1月10日 16時) (
レス) id: d618abe0df (このIDを非表示/違反報告)
ながばし(プロフ) - yyyyuuuuiiiiさん» 最後の()は毎回違います、それが誰なのか？どうしてそんな風におもってるのか？などのちのちの話と繋がったりもします！簡単に言うと私の少しの遊び心ですね笑 、これからもこの作品をよろしくお願いします (2018年11月6日 5時) (レス) id: 5d85e587f3 (このIDを非表示/違反報告)
yyyyuuuuiiii(プロフ) - すごく面白くて毎日楽しみにしてます！最後のカッコは誰なのでしょう…！？ (2018年11月5日 23時) (レス) id: 76c08ff24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2018年11月3日 21時
