想ってる君-4- ページ29
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スーッ、スーッと正しい寝息
少し落ちてしまった口紅
俺が勝手に腕枕して歪んでしまった顔さえも、愛おしいと思える
パチ、と目が覚めたのは朝の6時
つけっぱなしの暖房でのどか痛くて堪らない。
コツ、コツコツ...と足音が近づいてくる
これが、永瀬なら見せつけられるのに
入ってきたときにでもキスするふりしてAのことを諦めさせられたらいいのに
そんな希望は簡単に散って、入ってきたのは玄樹だった。
玄「.....神宮寺、とA？」
随分早い出社だな、と
だるい体を起こそうとする。
Aを起こさないようそっと腕を抜こうとした
すると、ンンと寝返りを打った。
勇「随分と早い出社だなぁ、」
玄「...Aとオフィスでイチャラブでもしたの？」
勇「んなもん、してねぇーよ」
玄「そう、...できるものなら？」
勇「したいかも、なんて言わせんなばか」
向かい側に座った玄樹、
そうだ、ここは永瀬のデスクで正面は玄樹だった
ブランケットはふたりの体温でとっても温もってて気持ちがいい。
抜き出したくても抜け出せない。
玄「...クリスマスはどうする気？聞こえてたでしょ？」
やはり玄樹はなんにでも鋭い
イブもクリスマスも2日とも俺がこいつの隣で過ごそうと思ってたのに
ちゃっかり永瀬のやつ予定入れてやがるんだから
でもあやふやなのはいけないなぁ、
勇「もちろん、..イブの夜に3人で過ごすだろ」
玄「........3人、ねぇ」
出来れば玄樹にはドタキャンしてもらってふたりでいたいなぁ、と思う気持ちと
3人で楽しく過ごしたいなぁ、って気持ちが交互になる。
どうすればいいとかそんなもの知らないし
どうなるのかも分からないけど
だからこそ、
恋愛は楽しいんだと思う
.
玄「人が来ちゃうよ？」
勇「まだ、寝させとく」
玄「じゃあちょっと俺は仕事するから」
勇「こんな早く出社しなくても」
玄「残業はしたくないから早めになんでもする主義なんだけど」
勇「なるほどね」
ちらほら声が聞こえてくればそっと腕を抜いて
ブランケットから抜け出して
名前を呼ぶんだ
勇「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿A、？」
((....こんなに積極的なのに気づかないのは罪だなぁ))
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yyyyuuuuiiii(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2019年1月10日 16時) (
レス) id: d618abe0df (このIDを非表示/違反報告)
ながばし(プロフ) - yyyyuuuuiiiiさん» 最後の()は毎回違います、それが誰なのか？どうしてそんな風におもってるのか？などのちのちの話と繋がったりもします！簡単に言うと私の少しの遊び心ですね笑 、これからもこの作品をよろしくお願いします (2018年11月6日 5時) (レス) id: 5d85e587f3 (このIDを非表示/違反報告)
yyyyuuuuiiii(プロフ) - すごく面白くて毎日楽しみにしてます！最後のカッコは誰なのでしょう…！？ (2018年11月5日 23時) (レス) id: 76c08ff24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2018年11月3日 21時
