焦る君-4- ページ24
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廉「.....面白いこと言いはるんですね」
玄「生憎、普通の人より鋭くてね」
両肘をついて指を絡めてそこに顎を乗せる
うるっとした目に少しあざとい口
ふふ、と声を出せばニヤニヤこちらを見てくる
.......お見通しってか
廉「..顔に出やすいんですか？俺」
玄「まぁね、」
人並みより少しわかりやすいなぁ、と付け加えて
なんだか不思議な人だ。
この人といては全て見透かされそうでなんだか危ない気がしてくる。
玄「.....大変だね廉くんも、」
廉「え？」
玄「好きになる子は超がつく鈍感だし、気づいてるでしょ？」
廉「...........神宮寺、先輩ですか」
玄「敵は手強いよ？」
廉「そんなんわかってます....」
って、おい。
いつからこんな俺はペラペラと話すようになったんだ
出会ってまだ数時間しか経ってないのに
みんな営業で人が少ないのがこの部署
プライベートな話までしちゃうのは雰囲気からだろうか
玄「じゃあ、明日からよろしくね」
そう言って帰っていった岩橋先輩
やはり小柄、なのに海外へ行ったりして
見た目とのギャップだなぁって
自分なんてギャップなんてものないし、
特にこれといって映えるものもない。
いや、あるとしたら親に感謝すべきこの顔と容姿か
それは外側なわけで俺は内側を見て欲しかった
A先輩は俺の内側を見てくれる人な気がして初めて会った時から惹かれるものがあった
A「あら、永瀬くん今帰り？」
廉「あ、はい」
A「私もなんだよね！今日電車？」
廉「電車っす」
A「じゃあ一緒帰ろっか」
マフラーに顔を埋めるとか萌え袖するとかあざといことするわけじゃないのに
話しやすいようにかマフラーに手をかけて話してくれる先輩に
なんだかやはり好感が持てる。
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廉「岩橋先輩、すごい人ですね」
A「岩橋はねー、入社当時から真面目でいい感じに手を抜くのが上手くてさ〜」
廉「手を抜くって！ははっ」
12月、クリスマスはまだなのに
街はすっかりクリスマスモード
今年のクリスマス、仕事終わりでいいから
誘えるかなって不安になる。
A「そうだ！今度いつ飲みに行こっか？」
廉「...24か、25で..いいですか？」
A「えっ、あ！うん！！全然！！」
少し困らせてしまったけど
こんな方法でしか誘えない俺はよっぽど意気地無し
((永瀬くん))
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yyyyuuuuiiii(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2019年1月10日 16時) (
レス) id: d618abe0df (このIDを非表示/違反報告)
ながばし(プロフ) - yyyyuuuuiiiiさん» 最後の()は毎回違います、それが誰なのか？どうしてそんな風におもってるのか？などのちのちの話と繋がったりもします！簡単に言うと私の少しの遊び心ですね笑 、これからもこの作品をよろしくお願いします (2018年11月6日 5時) (レス) id: 5d85e587f3 (このIDを非表示/違反報告)
yyyyuuuuiiii(プロフ) - すごく面白くて毎日楽しみにしてます！最後のカッコは誰なのでしょう…！？ (2018年11月5日 23時) (レス) id: 76c08ff24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2018年11月3日 21時
