帝国桜華学園生徒評議会

第４話｛類友ってあるんだな｝ ページ5

その後、りじちょー☆から腕章を貰い、正式な生徒会役員になった。

他にも、会計・書記・議長の三人がいるらしい。

テストで上位６人が生徒会。

しかも今年は、全員が１年生という異例の結果となった。

今日の放課後に顔合わせが行われ、明日の全校朝会で各委員会の委員長が発表されるらしい。

うん、どんな爆弾をカマそうかなw w w

教室のドアを勢いよくスパンっと開ける。

すると、教室が一気にどよめき出す。

あぁ……。この感じ……。たまらん！！

『新生徒会長になった神宮Aだ！！戦き戦慄け！！』

私が叫ぶと「「*ﾟДﾟ)*ﾟдﾟ)(*ﾟДﾟ)ｵｫｫ...」」とクラスメイト達から声が上がる。

このチヤホヤ感……。癖になりそう……。

自分の席に座ると一人の男子が近づいてきた。

何だ？ナンパか？そういうの事務所NGなんでw w w。←何様だよ

桐「俺、広報委員会委員長の田中桐矢！ちょっと写真撮らせてもらってもいいか？」

ピアスの数すげー。
耳なくなんじゃね？ってくらい付いてるよ？痛くないん？

『おい！田中！！お前ナルシストだな！？そんな感じのオーラ出てるぞ！！』

桐「第一声がそれとか酷いな！！田中って呼ぶなよ！！桐矢って呼べよ！！頼むから！名字ダサくて嫌いなんだよ！！」

いいじゃないか田中って。いい感じにダサくて……。←全国の田中さんに謝れ

そんなことを考えていると桐矢がカメラ(一眼レフ)を向けてきたので全力でポーズを決める。

シャキンｯ←中二風

桐(コイツ……俺と同じ部類の人間だ……！！)

▽桐矢は悟った！！

ん？なんか一瞬ゲーム風になったぞ？

まあ、いい。私と桐矢が思っていることはたぶん一緒だ。

入学早々相棒を見つけてしまったかもしれない。

『桐矢』

桐「なんだ」

『類友って知ってるか？』

桐「奇遇だな。俺も同じこと考えてた」

私たちは熱い握手を交わした。

※「類友」類は友を呼ぶ

クラスメイト((なんだコイツら))

『私達は？』

桐「ずっと？」

桐「『類友だよ！！』」(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆

二人で決めポーズ(中二風)を決めるとクラスメイトからの生ゴミを見るような視線が刺さった。


……酷くね！？
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次回予告のコーナー！！

『遂に生徒会メンバー集結！！』

夜「名が体を表す系男子と、トイレの花子さん系女子と出来る女！秘書系女子が現れる！！」

朝「アホと性格クズがまた増えるよ……」

『次回！！第５話｛生徒会始動！！｝』

広報委員会委員長→←第３話｛動き出す歯車達｝

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