わがまま ページ8
風「お前等なんか生まれなければ良かった!!」
まだ1歳になったばかりの、まともに言葉を理解しない弟達に向かって怒鳴り散らした。
「「?」」
そうだよな、そうだよな!!
言葉分からないからキョトンとするの当たり前だよな!?でも、なんかムカつくのなんでだよ!?畜生!!
母「風馬!!弟達になんてこと言ってるの!?」
バチっ
……叩かれた
そんなに力は強くないはずなのに、痛みが引かなかった。
風「母さんには関係ないだろ!?どうせ俺の事なんか愛してないくせに!!」
そう言って俺は泣きながら家を飛び出した。
隣の小雪の家に駆け込む。
風「小雪ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!ミユ姉ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!(号泣)」
小「うわ!なんでそんな顔ぐしゃぐしゃなの!?は?なんで勝手に入ってきてるの!?え!?」
美「どうしたの?風馬くん?」
俺はミユ姉に抱きつく。
ちなみにミユ姉って小雪のお姉さんの美雪の事ね
俺はことの一部始終を二人に話した。
美「……風馬が悪い」
風「なんで!?ミユ姉まで母さんの事味方するの!?」
美「そういう事じゃなくてね。ちゃんと生まれてきた…それこそ、自分の弟達にそんな酷い事言っちゃダメだよ」
ミユ姉は優しい声で俺に語りかける。
小「叩くおばさんもどうかと思うけど……まあ、今回ばかりはミユ姉と同意かな?」
風「小雪ぃぃぃぃぃぃぃぃ」
小「ちゃんと謝ってこい」
そう言って二人に送り返された。
────────────────────
風「……すいませんでした」
母「もう二度とあんなこと言わないでちょうだい!!」
風「はい」
それとあともう一つ、言わなきゃいけないことがあったんだ。
風「母さん」
母「なに?」
風「俺、バレーがやりたいです。入団テストを受けさせて下さい」
伝われ
母「……だめよ、お金かかるじゃない」
死ね。クソババァ
風「最初で最後のわがままです!!俺をバレー馬鹿にして下さい」
俺はそう言って土下座した。
母「!?そんなことしてもダメよ!」
そこに、今までその様子を見ていた我が弟達がやって来る。
爽「まま、にぃにのこといじめてるの?」
涼「いじわるはいけないんだよ!!め!!」
今回ばかりはナイスだぞ弟達
さあどうする?
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イツキ(プロフ) - ☆のん☆さん» レス遅くなってすみません!!はい!ようやくです!!頑張ります!! (2018年1月21日 23時) (レス) id: 4821298dc5 (このIDを非表示/違反報告)
☆のん☆(プロフ) - ようやく!正体が!明かされるんですね!楽しみに待ってます☆ (2018年1月17日 3時) (レス) id: a06af2fe7f (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ですよね!書いててやばいなって思いました! (2018年1月8日 0時) (レス) id: 4821298dc5 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるぽっぷこーん - やぁやぁまたでてきたよん☆小雪ちゃんモテモテだー! (2018年1月1日 9時) (レス) id: 9c157a58a3 (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年12月30日 16時) (レス) id: 4821298dc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イツキ x他1人 | 作成日時:2017年10月15日 23時