宮城には『苧環』という名の最強のクラブチームがありました２

遭遇 ページ23

２回戦前、まさかの烏野と遭遇。

青根はエースをロックオンするし、二口はまたいらんこと言うし……

そんなこんなで、この場には烏野の皆さんと、伊達工苧環メンバーだけが残った。

風「影山くんだ〜★俺、めっちゃ興味あったんだよね〜★」

影「……倉木さん」

風「え！？俺のこと知ってるの〜！？★嬉しいなぁ〜★」

影「もちろんです！県内最強ブロッカーって有名ですから！！」

風「うわぁ〜★なんか照れる〜★」

その後、まあなんか知らないけど風馬は影山と連絡先を交換していた。

澤「県内最強……」

湊「そんな顔しないで下さい、澤村大地さん。風馬はクラブチームなので公式戦には出ません」

私がそう言うとホッとした顔をする烏野の面々。

まあ

湊「出なくても勝てると思うので」

今年最高のゲス顔で言い放ち、風馬を引きずってその場を後にする。

美「烏野だって負けないから！！」

後ろから美麗の叫び声が聞こえたが、特に反応せず歩みを進めた。

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菅「ありがとな美麗」

美「言われっぱなしってなんか嫌だったから！！」

優「スタメンに無駄にプレッシャーかけたけどな」

澤「いや、別に大丈夫だから！」

東「き、急に胃が……」

美「あああ、ごめんねアサくんンンンんん！！」

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