小さな俺のお姫様 Kent.N (ページ4)

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おはようページ4

『んぅ...』

そういや...

『ここ、どこ？』

昨日は、何があったんだっけ...

アイツらから逃げて来て

大雨が降ってきて

男の人に会って

あ、拾って貰ったんだ。

僕のことを。

健人さん...あ、健人君が。

僕の恩人だから。

｢んっ、｣

え？あ、ここベッドの上か...

となると、起こしちゃったかな...

今何時なんだろう？

って言っても時計読めないもんね(´•ω•｀)

｢ふぁー。お、Aおはよう。｣

『お、おはようございます』

｢ふふっ笑なんで敬語なの笑｣

『え、あー。なんとなく？』

｢そっか笑今は7時半かぁー。｣

『7時半...』

覚えないと...

｢あ、もしかして時計……読めない？｣

『えっ！うん…』

｢そっか！じゃあ俺教えるからなー｣

そう言うと楽しそうに健人君はどっかに歩いて行った。

『教わること多い気がする…』

んー、着替えないからなぁ…

｢Aー！｣

『んぇっ！』

我ながら変な返事…

｢いや、なんて返事してんだよ～笑朝ごはん食べよっか｣

『うん！』

あっさごっはんー♡

｢ふっ笑嬉しそうだなー笑｣

『お腹すいたんだもん！』

｢もん！とか可愛いなぁ…｣

『ちょっと！髪の毛触んないでよ！』

｢え、ヘアスタイルが崩れるって？｣

『うん！！』

｢いや、寝癖付いてるし←｣

『えぇー！もぉ、いいもん...』

｢あ、不貞腐れた笑あ、そういやさ？｣

『ん？』

何だろ...

｢Aって何歳なの？｣

年齢...

『多分、10歳！』

｢10歳かぁー！俺と結構年離れてんなー笑｣

『そなの？』

｢おう笑ま、早く食べて、出かける準備しよっか｣

『うん！！』