ウチのマネージャーは無鉄砲過ぎる (ページ10)

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金「き、９！！」ページ10

さて！マネ業開始！！

絶賛スポドリ生産工場なう！！

『クーリーアーアサヒが家で冷えてる心ウキウキワクワクー！！ララララララ！ララララララ！！ク・リ・ア・ア・サ・ヒ！！』

矢「スポドリ作りながらビールの歌歌うな！！」

『うるせえ！！集中しろボゲ！！』

矢「お前の方がうるせえよ！！」

と、まあこんな感じでどんどん生産していき……。

彩「休憩でぇーすっ！」

……めっちゃ声裏返ってるけど！？

両手にスポドリ満帆の籠を持ち、体育館に入る。

矢「両手に籠とかw w w」

国「先輩ゴリラですかw w w」

は？んだと！？

『両手に籠なんて楽勝じゃね？一つとかもう発泡スチロール並に軽いじゃんw w w持てないやついんの？』

と、私が素直に疑問を口にすると後ろから「うーん、重くて持てませぇんっ！」という声が聞こえた。

『……前言撤回、居たわw w w』

渡「そうだねw w w」

てか、あの籠ってスタメン用しか入ってないめちゃくちゃ軽いやつじゃね？

しょうがないなぁー！！

私は片手に籠二つを持ち、空いた手を時任ちゃんに差し出す。

『貸しなよ時任ちゃん。無理して持つことないよ？』

((イケメンか……！！))

彩「せ、先輩じゃなくてぇ及川先輩がぁよかったですぅ」

『いや、選手の休憩時間なのに働かそうとしちゃダメだろ！？は！？いいから貸せ！！』

岩「イケメンが強奪になったぞ？」

『そ！そんな！！ほらぁー時任ちゃんー？貸しましょうねー？』

矢「なんで幼児扱い！？」

『え！？他になんかあんの！？』

矢「あんだろ！？」

彩「ふ、ふぇ……」

また泣き出したよこの子！！

なになに！今度は何思い出したの！？

あ！

『あ、アルプスの少女ハイジ思い出したの！？クララが立つシーンいいよね！！私も毎回泣いちゃうよ！！』

……、このあとのみんなの視線は流石に痛かった。