松「5ー」 ページ6
『……別に信じてくれなくてもいいですよ』
私の一言にみんなの視線が集まる。
『……青城のバレーが見れればそれでいい』
ふと、時計を見ると朝練開始時刻を大幅に過ぎている。
『……って時間ヤバいじゃないですか!?早くやりましょう!!時間が惜しいです!!』
それでも動こうとしない部員の方々。
『ど、どどどどうしたんですか!?時でも止まったんですか!?わ、私にそんな能力が!?』
私の言葉に矢巾と渡と国見の3人が吹き出す。
矢「もうw w wダメw w w」
渡「堪えきれないw w w」
国「時止めるって先輩最強ですかw w w」
いや、笑ってないでさ……
『練習しろよ!!』
その後、監督が来て練習が無理やり始まった。
彩「私がぁドリンク配るのでぇ先輩はぁタオルお願いしますぅ」
『了解!任せとけ!!』
タオルを取りに行き、戻ってくると
彩「先輩がぁ仕事押し付けてきてぇグスン彩香がぁスポドリ全部ぅ作ったんですよぉ」
いや、何いってんの?
否定しようとしたら、岩泉さんが口を開く。
岩「それは嘘だろ」
彩「へ?」
『ん?』
岩「俺達が来た時にはもう既にAがドリンクを作り始めてた」
流石天下の岩泉さん。よく見てらっしゃる。
及「確かにそうかも!彩香……どういう事?」
彩「……信じてくださいよぉ!岩泉先輩までぇあんな人の味方するんですかぁ?及川先輩はぁ彩香の味方ですよねぇ?」
時任ちゃんの問いかけに、岩泉さんは否定する。
岩「……アイツはお前が思うより馬鹿だ。こんな計算高いことしねーよ」
なんだろう……嬉しいはずなのに傷ついてるw w w
及「お、及川さんは彩香ちゃんの味方だよ!!大丈夫!安心して!!ね?」
彩「ありがとうございますぅ及川先輩!」
やっぱりあの人の脳みそは鰹節出てきてるんだ。
うん、理解不能。
その後はいつも通りにタオルを配っていく。
皆よそよそしい。
『……矢巾!はいタオル!!』
矢「ありがとな!さっきのやつ傑作だったわw w w」
国「先輩があんなに臭いこと言うなんてw w w」
タオルを受け取りながら国見も笑う。
『酷くない!?私結構いいこと言った!!本音!!』
矢「はいはい」
『渡ぃぃぃぃぃぃぃ』
渡「うん、いつもよりはカッコよかったよ!」
『渡が一番酷い!!』
なんで弱ってる今に限って、こんなに弄られるの!?
誰かの呪い!?
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英しかかたん - まってwwwくそおもろすぎん?お腹痛すぎてもうやばすぎますww (2021年7月2日 0時) (レス) id: d0723691c1 (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - 夜に見るさん» ありがとうございます! (2018年8月20日 7時) (レス) id: d483986195 (このIDを非表示/違反報告)
夜に見る - 面白すぎてめっさ爆笑してます(*´ω`*) (2018年8月17日 13時) (レス) id: 12e791eaed (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - ありがとうございます(真顔 (2018年8月9日 9時) (レス) id: d483986195 (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - なるせさん» ほんとですか!?私の方でも確認してみます! (2018年8月9日 9時) (レス) id: d483986195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イツキ x他1人 | 作成日時:2018年1月14日 23時