ウチのマネージャーは無鉄砲過ぎる

金「に、２９！」 ページ39

side矢巾

なんだ……これ……

矢「おいA」

『ん？』

矢「なにこれ」

『珍百景？』


それは求めてねーんだよ！！

渡「なんで玄関にトーテムポールがあるの？」

そう！それ！！俺はそれが言いたかった！！

『何でって……お父さんのお土産だよ？』

((何故玄関に！？))

全員の意見が綺麗に合致した。

『こっちにはモアイもあるよー！！』

そう言って案内されたのは、綺麗に整備された中庭……

その中心に……


モアイ像。

矢「置くところがいちいちおかしいんだよ！！お前の家は！！」

『だって置くとこないんだからしょうがないでしょ！！』

いや、そもそもコイツの親父さんのお土産センスがやばいのか……？

花「これはあれか……まだ見ぬお宝が眠ってるパターンか！？」

松「探してみるか！！」

３年生がこの家に取り憑かれている！！

岩泉さん！！岩泉さんならこの状況を何とかしてくれるはず！！

岩 ｿﾜｿﾜ((・ω・))

岩泉さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！！？


岩「A、俺も探検してきていいか？」

『どうぞどうぞ！岩泉さんなら大歓迎です！！』

矢「この部はもう手遅れかもしれない……」

渡「なにを今更……」

金「渡さん、それ暴言です」

そう言えば国見と京谷がいない……？

矢「あの二人は？」

金「玄関入って早々、探険始めてどっか行きました」

矢「なんで止めない！！」

こうして、青城バレー部はAの家を探検し始めたのだった。

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