ウチのマネージャーは無鉄砲過ぎる

矢「１６！」 ページ17

一気に飛んで放課後だよ☆

……やめよ、どっかの鰹節みたいだ

今ねー、なんか知らないけど鰹節が部活に来ないって部員達でザワザワしてるよ！

ほんと！なんで来ないんだろうね！！

岩「悪い、A。マネージャー達で器具庫の方とか探してきてくんねーか？それ以外の範囲は俺達が探す」

『合点承知之助ですゼイ！！おやびん！！』

そう言ってガッツポーズをすると、岩泉さんにひっぱたかれた。……解せぬ(o_o)

と、いうわけで！！時任ちゃんと一緒に器具庫らへんまで来たよ！！

流石にこんな所にはいないと思うんだけどさー！！

キョロキョロ鰹節を探していると、時任ちゃんが話しかけてきた。

彩「……先輩」

『んー？』

彩「……今日のあれ、なんだったんですか？」

『……あれとはいったい？』

彩「と、とぼけないでください！！どうせ先輩は私を助けて偽善者ぶりたかっただけの癖に！！優越感に浸りたかっただけの癖に！！」

『……(？_？) why？』

彩「わ、私がバレー部の皆にチヤホヤされてるのが気に食わなくてあの人たちに私を虐めることを頼んだんですよね！？それで私を助けて皆に褒められていい気になりたかったんですよね！絶対そうですよ！！」

『き、急にどしたの？落ち着こうよ！なんで私そんな悪者になってんの！？は！？』

彩「だって！それ以外ありえないじゃないですか！！私が虐められるなんてあっていいはずないんです！！私はお姫様だから！！ヒロインだから！！青城の皆が助けに来なかったのも先輩が手を回したに決まってるじゃないですか！！」

うん、何回も何回も長文乙！

『そうだね！じゃあ早く及川見つけてボールぶつけよ！！んでもって！！その後岩泉さんにシバいてもらおう！！』←理解力皆無女子

器具庫の中にいるかなーっと器具庫の扉を開けた時、背中を押され中にま無理やり入れられる。

『ブォッ！！』

そのまま、中に転がる私。

背中の方では、『ガチャっ』と鍵のかかる音がした。

『……マジかよww』

と、笑いながら視線を上げると

『────何やってるんですか……及川さん』

そこには手首を縄で縛られた及川さんがいた。


……拘束プレイ？

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