ウチのマネージャーは無鉄砲過ぎる (ページ15)

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花「１４ー」ページ15

来んの遅くね！？

何やってんだ野郎共！！

見た感じどんどん言い争いがエスカレートし、取っ組み合いになりそうだ。

……しょうがない

私が時間を稼ぐか！！

私は女共と時任ちゃんの間にスライディングしてい入り込む！！

女2「な、何よあんた！！」

『な、何よあんた！！と言われたら！答えてあげるが世の情け！！世界の破壊を防ぐため！！世界の平和を守るため！！愛と真実と悪を貫く！！ラブリーチャーミーな敵役！！』

『ム〇シ！……ちょっと待って！！コジ〇ウいない！！誰か来てよ！！矢巾ー！！』

クソっ！矢巾が来ない！！

『ぎ、ぎぎ、銀河をかけるロケッ〇団のふ、ひ、ひひ一人には！！ホワイトホール白い明日が待ってるぜ！！』

『……にゃーんてにゃ！！』←裏声

シーンとした空気が流れちゃったよ！！どうしよう！！見切り発車でロケッ〇団やっちゃったよ！！

『わ、わわ私の後輩の時任ちゃんに何のようですかコラァ！！』

彩「せ、先輩！？」

『助けに来たよ！時任ちゃん！！！』

私は時任ちゃんの頭を撫でてから女子共に向き直る。

『何が目的ですか！？コラァ！！』

さっきからどうしても喧嘩腰になってしまう……！！

女１「その女が及川さん目当てでバレー部に入ったクズだから！！成敗してやろうと思っただけよ！！」

女２「そうよ！！それに！あなたもどうせ部員目当て何でしょ！？」

女３「そういうのが一番イラつくのよ！！」

は？部員目当て？なにが？私が！？

『いやいや、それは無いってw w w何が楽しくてあんな鰹節目当てでバレー部入るのw w wお人好しにも程があるw w w』

女３「はあ！？あなた、及川さんの事好きじゃないの！？」

『むしろ嫌いだけど！？それにね、アイツと私とじゃ使う言語が違くて会話もできないんだよ！？アイツが使うの鰹節語だし！私が使うの日本語だし！！Language is difficult！！おk！？』

私の勢いに気押されたのか、後ずさる女子３人！！

……行ける！！

『それにね！時任ちゃんもちゃんと部活頑張ってんだよ！！それにね、どんな理由であろうとも青城バレー部を選んでくれた仲間には変わりないの！！私よ仲間を傷つけるやつはフルボッコだドンだから前にでろ！！』

ひと通り語り終わり、息を荒らげる私を見て女３人組はその場を去った。

ふう……！！めでたしめでたし！！

彩「……先輩」

じゃなかったぽい！！