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9週目にもなってくると、悪阻は悪化する一方。
柄にもなく、不安も増してくる。
この自分の身体に、新しい命が二つもあるなんて…
ちょうど、帰国の辞令が出ていたから、はじめから決められていた運命のようにすら思えてきた。
はぁ、、、
「A！」
「ハナ！」
「ハナ！じゃないわよ！あんた、韓国に移動になったと思ったら、結婚するって言い出すし、帰ってきたと思ったら、相手の子ども妊娠して、婚約破棄ってどういうことよ、まったく！」
ノー残業デーという、あってもなくても変わらないような日を上手く利用して、仕事終わりに個室のある、カフェレストランへ。
ここで、物凄い剣幕でノンブレスで言い切ったのは、大学からの親友で会社では同期でもあるハナ。
婚約のことも、まだ、会社には伝えてなくて、大事にならずには済んだけれど、
何だかんだ、少し弱っているときでも、通常運転の彼女に、結局は救われている。
「それが、ね…」
かくかく然々で、、、
「はあ？じゃあ、相手は、浮気相手の女を選んで、Aを捨てた訳？だいたい、あんたも、妊娠してたんでしょ、何で言わなかったのよ」
呆れながらも、相変わらず直球な言葉を投げつけてくる。
「嘘だったから」
「嘘？」
「チャニョルの浮気相手、妊娠したって言ってたけど、多分、それ、嘘だから」
「何で分かるのよ」
「妊娠したって分かってから、普段からあんなピンヒールでうろうろする訳ないじゃない。それに…」
何となく、分かったの。
あぁ、チャニョルの気を引きたくてそんな嘘、ついたんだなって。
「じゃあ、何で、はっきり確かめなかったのよ、確かめて、嘘だって認めさせて、チャニョルさんに事実を伝えるとか、できたでしょう …！」
「選んだのは、チャニョルだから…浮気されてたことも、勿論辛いけど、それでも最後にあの子を選んだんだから…もう…どうしようもないじゃん」
そんな嘘をついてまで、チャニョルと一緒にいたいなんて、ね。
もう、涙を堪えるのが癖になってしまった。
「ごめん…言い過ぎた」
「ううん、いいの。本当のことだし。ハナくらいだしね、はっきり言ってくれるの。」
だから、あんたまで泣きそうな顔しないでよ
「ね？」
「A…っ、私、チャニョルさん、絶対、許さない
から…っ」
「もー、ハナが泣かないでよー！(笑)」
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
