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「じゃあ、Aが、あんなに上手にハングル話せるのは？この、冷凍庫は？カレンダーは？」
「俺…」
間違ってた、かも…
なんて。
「今さら、遅いよ」
「…」
黙りこむベク。
「ベクが後悔したって仕方ないでしょ」
Aが今、ひとりでいることに変わりない。傷ついていることには変わりない。
「はい、これ、持ってって。ほら、ジョンインも。チャニョル、とんかつソースどこ？」
大人しく盛り付けた料理をダイニングに運ぶベクとジョンイン。
「あー…どこだろ」
「ん。」
「ありがと、ジョンイン」
「チャニョル、もういいよ、あったから。はい、これ運んで」
自分の家のくせに全く宛にならないなんて、どれだけAに任せっぱなしだったの？
「ジョンイン、お前何でソースの場所分かったの？」
「何でって、逆になんでヒョン、自分の家なのに分かんないの」
「え、何でジョンインそんな冷たいの反抗期？」
能天気なチャニョルに、ジョンインが苛立ってるのが分かる。ベクもさっきから、ほとんどしゃべらない。静かでいいけど、アイデンティティー失ってるよ。静かでいいけど。
「え、これ、うちにあったソース？」
「そうだよ。何で？」
「うーん、いつものと違う！」
文句あるなら、食べなくていいよ。思わず、喧嘩腰になってしまう。
「あ、あれだ、ゴマ！」
「ゴマ？」
「うん、いつものやつはゴマ入ってた」
チャニョルの言う「いつものやつ」は、Aが作ったやつでしょ。多分ね、「いつものやつ」毎回、Aが用意してたんだよ。
「あ、ジヘ着いたって」
そう言うか、インターフォンが鳴るが早いか。
「オッパたち、お久しぶりです。あ、すいません、手伝います、ギョンスオッパ。」
確かに、ジヘは可愛い。モデルだし、外見にも気を使ってる。
「チャニョルオッパ、ご飯どれくらいたべます？」
「あ、普通で！てか、いいよ、ジヘは、座ってて！」
ほんとに、とんだハッピー野郎だよ、チャニョル。「普通で」って、その、普通が何だったか、まだ気づかない？
でれでれして。なに？旦那面？
ジヘも、ありがとう、なんて言ってるけど、僕、知ってるからね。
その、お腹が空っぽなこと。
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
