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sideギョンス
「以上。また、何かあれば連絡を。」
会議の結果、僕たちの会見は明後日、チャニョルたちは週末ということに。
役員陣に、もの凄く大きなため息をつかれてまったけれど、ほっとした。
「はぁ…」
「ごめん、ヒョン」
「いや、お前たちの幸せのためだ…」
対応に追われていたマネヒョンはゲッソリしていて心が痛い。
「俺はまだ、事務所で仕事残ってるから、この後のスケジュールは他のやつが付くから」
僕たちのプライベートなことのためにあちらこちらに頭を下げてまわる会社の人たち。
こんなにしてもらってるんだから、幸せに、ならなきゃ、ね。
「今まで、ごめん」
「何、急に」
チャニョルと二人、自販機の近くのベンチに二人座ってぼーっとしていたら、突然の謝罪の言葉。
「いや。俺、自分のことばっかりで…結局、大切なこと、何にも見えてなかったから」
本当のことを知ったにも関わらず、このままジヘと結婚すると言い切った、こいつは今、一体、どういう気持ちでいるんだろう。
「後悔、してるわけ？」
思っていたよりも責めるような口調になってしまったことを気にしながらも、チャニョルの返事を待つ
「うん…してる」
弱弱しい声。ああ、お前だって、やっぱり、Aのこと、
「けど、ジヘのことも、ちゃんと好きだから。あ、ちゃんとって言うのもおかしいか」
まあ、ジヘと結婚を決めたことに後悔はないよ。
綺麗な歯を見せて、にかっと笑うチャニョル。
もう、前みたいに腹立たしさは感じない。
「Aと話、する…？」
正直、賭けだ。もし、チャニョルが二人で話したいと言えば、もう、Aの心は僕に向かないかもしれない。例え、そうだとしても、Aは僕と一緒になると言うだろうけど…
「いいや。」
今更、話すこともないし。
「…っ」
何で、チャニョル、お前、苦しそうに笑うんだよ。違うよ、苦しかったのは、Aなんだよ？
「そっか…」
けれど、この表情を見ると、これ以上、何も言えない。
「ギョンスや」
「ん」
「お前でよかったよ」
気づいてやったのが、あいつが好きになったのが、ギョンスで良かった。
「…」
「ごめん、変なこと言って」
久しぶりに、仕事以外で、ハッピーウィルスを見たような気がする。
けどね、チャニョル。今更、遅いよ…
僕だって決めたんだから。
Aと家族になるって。
Aを幸せにするって。
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
