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Aside
マ「Aちゃん!良かった、間に合った!」
「すみません、HRの先生の話長くて…」
私は今現役高校三年生。周りが必死に勉強に励む中、ジャニーズWESTとして、芸能活動をしている。
有難いことにしげとダブル主演の映画が決まって、それに向かうために学校帰り、新幹線で都内まで来てマネージャーさんの車に乗り込む。
マ「これ、食べとく?今のうち」
「いや、大丈夫です。ちょっと寝ようかな」
女のマネージャーさんやからほぼ私専属みたいなところがあって、歳はかなり上やけど友達みたいに、仲がいい。
今日もきっと撮影遅いんだろうな。そう思い、仮眠をした。
マ「…A……Aちゃん!」
「…ん、」
マ「着いたよー、降りれる?」
「はい、行きます!」
今日は金曜日で明日も映画撮影、明後日には早朝からのMV撮影が控えている。1週間後には学校のテストとその週末にはライブ、てんこ盛りな私のスケジュール。今疲れてるとか言ってる場合じゃないよな。
「しげ〜!」
重「お、A!おつかれさん!」
やっぱりメンバーと同じ現場ってええなあ。ちょっと前から撮影を始めてたしげと監督、スタッフさんに挨拶をして、着替えとメイクをした。
メイクしてもらってる間はもちろん参考書を左手に、箸を右手にご飯を食べながら。
重「どう?もうそろそろ出来そう?」
「ん、もうちょっと〜」
重「凄いな三刀流」
「せやろ!」
しげもみんなも待ってくれてるから急がなきゃ。メイクが終わって走って向かった。
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作者名:いと | 作成日時:2023年9月7日 13時