１年は組の生意気生徒。肆 (ページ9)

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メガネの男の子の段ページ9

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兵太夫「という事で立花先輩も!!」

仙蔵「私もか...」

あぁ、似合うわ。クソ腹立つ程に似合ってるわ。

６年は誰が着けても似合うと思うけど。１人を除いて。

『何かチャラそ』

兵太夫「ちょっと分かる」

喜八郎「でもやっぱり似合いますねぇ」

伝七「ですね」

さーて、全員の見れたし俺は満足かなぁ

俺はただ自分以外の人を見たかっただけだし。

着けたくないからそろそろ逃げるか。

『それじゃ、穴掘ってきまーす』

仙蔵「待て、お前も１回メガネを着けてみろ」

『だぁかぁらぁ、俺は似合わないから却下だってば』

伝七「お前以外全員着けたんだからお前も着けろ」

『嫌に決まってんじゃん』

喜八郎「えい」

『あ』

後ろから喜八郎がメガネかけてきた。

はぁ.....................最悪ｯｯ

息殺してまで近付いて来てさぁ...そんなに見たいか?

兵太夫「やっぱ似合うね、A」

『そーか?』

仙蔵「似合ってるぞ、A」

『、俺的には似合ってないと思うけど』

喜八郎「そーかなぁ、Aは自分で思ってるより似合ってるし可愛いよ?」

『........................そーですか』

あんま褒めるなよ...、俺褒め慣れてないんだわ。

はぁ...、ていうかこのメガネ貰ってもどう保管すれば良いと思う?

流石に貰った物を捨てるとか売ったりはしないけど...、どう保管しよ...

『...、取っていい?』

兵太夫「ダメだってば!!乱太郎が言ってたでしょ?今日と明日着けてる事、って!!!!」

『あー、............そうだっけ』

兵太夫「そうだよ!!」

今日だけじゃなくて明日もかよ。

はぁ、早く終われ。マジで。

この２日間地獄だって、俺にとってはさ。