１年は組の生意気生徒。肆 (ページ8)

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メガネの男の子の段ページ8

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仙蔵「Aも１回着けて見ろ」

『似合わないから却下』

兵太夫「似合ってたのに?」

『...、えい』

伝七「おい、何をする!!」

俺は無言で伝七に近付きメガネをかけさせる。

以外と似合うな。これに関してはマジで以外だけど。

伝七って何か目良いイメージがあるからメガネって新鮮。

『おー、案外似合う』

兵太夫「ねー、何か以外」

伝七「お前ら何かバカにしてるか?」

「『いえ、全く/ぜーんぜん』」

『浦風も着けて見て』

藤内「えぇ!?メガネを着ける予習何てしてないし...」

藤内「そしてA、呼び捨てじゃなくて"先輩"を着けて」

『善処する。で、着けて見て』

無言でメガネに手を伸ばす浦風。

さぁ、似合うのか...

お、案外........................似合う、のか?

新鮮だ、やっぱり。普段メガネしてない人がメガネすると誰?ってなる。

これもこれで良いね。

兵太夫「綾部先輩も!!」

喜八郎「え～僕もぉ?」

と、文句を言いながらも着ける喜八郎。

何だろ...無駄に似合うのが腹立つ。

１人位はさ、似合わない人が居ても良いじゃん。あ、俺以外にね?俺はそもそも似合わないからさ。

『誰』

喜八郎「４年い組の綾部喜八郎で～す」

『面影無いね』

兵太夫「ね、影の濃い４年生とは大違い」

『ホントだよ』