１年は組の生意気生徒。肆 (ページ47)

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初めてのお使いページ47

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『次、どうしよ...............煎餅、...よし煎餅にしよ』

『いっぱい種類ある...どれにしよ...............』

堅焼き煎餅、うす焼きに鉄板焼き、それから砂糖と海苔煎餅...いっぱいあるな.........

よし、全部...にしようと思ったけど辞めた。俺が食べる訳じゃないんだし...

余ったお金は作法委員会の予算にして貰おーっと。

と、なると代表的な堅焼きに薄焼き、それから海苔で良いかな。後醤油。

『堅焼き煎餅、薄焼き煎餅、海苔煎餅、醤油煎餅くださーい』

店主「沢山ありがとねぇ...お使いかい?」

『まぁ、そんな感じ笑』

店主「そんな偉い坊やにはこれがあげよう。煎餅達は今持ってくるね」

『有り難う、"お姉さん"』

店主「お姉さんだなんてそんなぁ.........おまけしてあげるわね」

『やったぁ!!』

おばさんがくれたのはキャラメルだった。やったね。しかも１パック。最高!!

しかもオマケしてくれるって...最高じゃねぇか。俺食べる訳じゃねぇけど。

これ買ったら学園に帰るか。

店主「はい、どーぞ!!気を付けて帰るんだよー笑」

『はーい』

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勘右衛門「Aって甘味になると雰囲気違うよな」

三郎「甘味無きゃ生きていけない感じする」

勘右衛門「次から甘味食べに行く時はA誘おーっと」

毎日無表情の奴でも好きな事になると表情は変わるんだな。

そして、偽り笑いでも笑えると言う事か。